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TVer、「TVer ID」の開始で広告体験とコンテンツ体験を最適化

編集部 2022/4/4 15:25

株式会社TVer(以下、TVer社)は、2022年4月1日より民放公式テレビ配信サービスTVer(以下、TVer)にて、テレビコンテンツの視聴体験や広告体験の向上を目指す「TVer ID」の開始を発表した。

この「TVer ID」により、今までになかったようなコンテンツ視聴体験や機能をTVerで提供できるようになり、より便利にテレビコンテンツを楽しんでもらえるようになるという。2015年に誕生したTVerは、通算4500万ダウンロード、MUB(月間利用ブラウザ数)は2千万の規模となり、テレビ見逃し配信のリーディングサービスへ成長。これまではテレビコンテンツを「いつでもどこでも」視聴できる環境を提供することを目指してきたが、これからは「TVer ID」により「一人ひとりのユーザーにとって最適なサービスを提供する」ことを目指し、テレビコンテンツの視聴体験をアップグレードしていく。

■「TVer ID」が提供する新たなテレビコンテンツの視聴体験

これまでTVerは、ユーザーが利用するデバイス間での連携ができず、個々のデバイスでの視聴状況が分離して管理されていたが、「TVer ID」で各デバイスにログインすると、視聴中のテレビ番組の再生終了位置や、お気に入り番組のリストがデバイスを横断して共有されるため、ユーザーはコンテンツをどのデバイスからでもスムーズに視聴することが可能となる。

また、予定されている在京民放5社のリアルタイム配信(地上波同時配信)を視聴する際に、「TVer ID」でログインしているユーザーはリアルタイム配信開始後でも番組冒頭から視聴を楽しめる「追っかけ再生」の機能を利用することが可能に。上記以外のサービスについても随時提供していく予定だ。

■「TVer ID」によるTVer広告の価値向上

「TVer ID」の導入により、従来は実現できなかったデバイスを横断したユーザー管理が実現でき、TVer広告でもデバイスを横断したユーザー単位での広告のフリークエンシーコントロールが可能となる。また、コンテンツ視聴データやインタレストデータを同社の1st Party Data として正しく管理・拡充していき、ユーザーと広告主の双方にメリットのある広告体験とコンテンツ体験の最適化を目指す。

今後の展望としては、「TVer ID」を利用することで、外部のB2Cサービス事業者とのサービス連携や、テレビ放送とのデータ連携を模索し、テレビコンテンツを起点とした、従来にはないサービスをユーザーや広告主に提供していくことを目指していく。

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