12 MAY

日本テレビ、「持続可能な未来」を目指すサステナブル投資第2弾 株式会社絵本ナビへの出資を実施

編集部 2022/5/12 13:30

日本テレビ放送網株式会社 (本社:東京都港区、以下「日本テレビ」) は、サステナブル投資の第2弾として絵本の情報・通販サイト、デジタル絵本コンテンツのサブスクリプション事業などを運営する株式会社絵本ナビ (本社:東京都新宿区、以下「絵本ナビ」) へ出資することを発表した。

日本テレビは、持続可能な未来への貢献を目指す企業に向けて投資を行なう「サステナブル投資」の第1弾として、2021年10月、テレビなどの音声を、より聞こえやすい音に変換するスピーカー「ミライスピーカー」を開発・製造・販売し、「聴こえ」の課題解決と音のバリアフリーの実現を掲げる株式会社サウンドファンへの出資を実施。今回の出資は、同サステナブル投資の第2弾となる。

これまでも日本テレビは、子育て支援プロジェクト「ママモコモ」(2010年〜)や日テレアナウンサーによる「絵本読み聞かせ動画」配信(2020年〜)等を通じて、絵本を通じた教育や子育て支援を実施、国内最大級の絵本情報サイト「絵本ナビ」等を運営している。「幸せな時間」を応援する生活ナビゲーションカンパニーを掲げる絵本ナビの事業は、豊かな時を提供するという日本テレビグループの事業・理念との親和性が高く、絵本・児童書を通じた教育の観点から持続可能な未来への貢献につながると考え、今回の出資に至ったという。

「絵本ナビ」は、独自の評価ランキングやレビュー、デジタル絵本の視聴機能などを中心とした年間利用者数約2,000万人の日本最大級の絵本専門サイト。「子どもに絵本を選ぶための情報を集めた参加型絵本紹介サイト」というコンセプトで2002年4月にオープンしたインターネットの絵本サイトで、100社を超える絵本出版社の協力を得て絵本の画像や紹介文を掲載。絵本のデジタル読み放題作品は350以上、全ページ試し読み作品は2,200以上、一部試し読み可能作品は10,000以上にものぼる。

40万件以上の利用者のレビューは、この絵本をこれから子どもに選ぼうとしている方へのアドバイスや「子どもとどんな時間を過ごせたか」などの観点で書かれており、ただの評価にはない温かみと深みがある情報として、子育て中の母親を中心に人気を博している。

「絵本ナビ」公式サイト

絵本ナビでは、この絵本情報サイト「絵本ナビ」を起点とした関連商品の販売、絵本・絵本ムービー・学習まんがなどの子ども向けコンテンツが月額580円で読み放題で使える「デジタル絵本のサブスクリプション」サービス、絵本による英語教育サービス等を展開。今後はオリジナル作品の開発にも注力し、デジタルならではの作品制作・配信展開・マーケティング展開を行い、人気の作品は紙の単行本化、アニメ化、グッズ化するなど、絵本業界の新しいエコシステムの実現を目指していくという。日本テレビによる今回のサステナブル投資は、こうした活動を支援するものとなる。

その他にも日本テレビグループでは、今年10月に創立60周年を迎える株式会社タツノコプロと協業し、ハクション大魔王のキャラクターを活用した絵本コンテンツの制作や、日本テレビのアナウンス部と連携した絵本コンテンツの制作等を予定。今後、絵本コンテンツの映像化、アナウンサーによる読み聞かせ、コンテンツやキャラクターIPの派生展開を視野に協業を進め、絵本・児童書を通じた教育への貢献を目指す。