13 MAY

Adjust、業界初の包括的コネクテッドTV広告計測ソリューション「CTV AdVision」を発表

編集部 2022/5/13 17:00

モバイルマーケティング分析プラットフォームであるAdjust株式会社(本社:独・ベルリン)は、業界初の包括的なコネクテッドTV(CTV)広告計測ソリューション「CTV AdVision」を発表。同分析ツールにより、マーケターは、コネクテッドTV広告のパフォーマンスを一つの管理画面で可視化し、アプリの指標に与える影響を理解することができるようになる。

CTV広告は、近年ますます成長し、Adjustの最新データによると、CTV広告キャンペーンからのモバイルアプリやCTVアプリへのインストール数は増加傾向にある。2022年4月にAdjustが計測したCTV広告からのモバイルアプリのインストール数は、2021年12月と比較してグローバルで184%増と急成長。さらに、2022年4月のCTVアプリのインストール数は、同年の2月に比べて150%増加しているという。

Interactive Advertising Bureau(IAB)の最新レポートによると、2022年、コネクテッドTVの広告費用は210億ドルを超えると予測。 しかし、全体的なマーケティング戦略の一環としてこの成長著しいチャネルを活用するマーケターが増えている中で、多くがデータの断片化、複雑化するプロセス、費用の増加などの計測の課題に直面している。

IABのレポートでは、動画広告(CTV、ソーシャル、ショート動画、従来のリニアテレビ)費用の総額のうち、現在CTVが占めているのはわずか18%に留まっている。こうした問題により、エンゲージメントの高い視聴者を多数獲得できるCTV広告の活用を躊躇しているマーケターが少なくないことも事実だ。

マーケターがこれまでコネクテッドTVをパフォーマンスチャネルに変えることに苦戦してきたのは、それに必要なデータが得られなかったからだ。CTV AdVisionの強みは、あらゆる規模の企業に、CTV広告のパフォーマンスアシスト力を分析するツールを提供するとともに、CTVが他のチャネルのコンバージョン促進とROI向上をどの程度サポートしているかを明らかにすることにある。

CTV AdVisionでは、市場をリードするAdjustのコネクテッドTV計測機能 (CTV広告からモバイルアプリ、CTV広告からCTVアプリ)のCTV専用管理画面と組み合わせているため、マーケターは1つの管理画面でCTV広告の全体的なパフォーマンスを明確に把握し、CTV広告がアプリの指標とKPI(インストール数、収益、ROIなど)に与える影響を理解することができる。

また、マーケティングの意思決定者は、Datascapeの管理画面のオーバービューとレポート作成ツールを使用してユーザー獲得や継続率戦略の全体像を捉え、他のチャネルのコンテキストでCTV広告のパフォーマンスを確認することが可能になるという。

Adjust CTV AdVisionの主な機能は以下の通り。

●CTV広告がモバイルアプリに与える影響を計測
●CTV広告の他のキャンペーンに対する「アシスト力(カスタマージャーニー上のCTV広告のタッチポイント)」を分析
●CTVデバイスで利用可能なアプリの広告キャンペーンの影響を計測
●CTV向けに最適化されたQRコードを管理画面で作成・計測
●CTVエコシステム固有のニーズに対応するようアトリビューションロジックをカスタマイズ

「Adjust CTV AdVision」公式サイト