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「NOW ON TVer」が初登場2位に!ゼータ・ブリッジ、4月度のテレビCMの放送回数を発表

編集部 2022/5/19 18:45

SMN株式会社(本社:東京都品川区、以下SMN)のグループ会社である株式会社ゼータ・ブリッジ(本社:東京都品川区)は、2022年4月度の全国地上波25局、BS放送6局にて放送されたテレビCMの放送回数を調査し、その集計結果を発表した。

2022年4月度 商品別テレビCM放送回数(全国地上波25局、BS放送6局合計)

2022年4月度の商品別ランキングは、1位Indeed Japan「Indeed」、2位TVer「NOW ON TVer」、3位リクルートホールディングス「Airワーク」という結果に。なかでも注目すべきは、初登場でランクインした2位TVer「NOW ON TVer」と14位リクルートホールディングス「じゃらん」だ。

TVerは2022年4月に、民放公式テレビ配信サービス「TVer」と改め、さらには地上波放送の同時配信を「リアルタイム配信」と命名し、4月11日夜からは民放5系列揃ってのリアルタイム配信(地上波同時配信)を開始。これを記念し、4月8日より「もっと、今をつなぐテレビへ。」と題したキャンペーンを行い、テレビCM出稿量も増えた。TVerが行う「リアルタイム配信」は、PCサイトやスマートフォンアプリで視聴できるものであり、今後のテレビCMの在り方を大きく変える可能性を示唆した。

14位の「じゃらん」は、旅がお得になるクーポンやポイント還元を訴求するクリエイティブで、コロナ禍になり初めての「行動制限のないゴールデンウィーク」に合わせて展開。こうした明るい雰囲気を後押しするクリエイティブを展開することで、企業は人々が出掛ける楽しさを応援しているようだ。

また、前月(3月度)から大幅に順位をあげてランクインした興和も注目。11位に「バンテリンコーワパットEX」(3月度2587位)、12位に「バンテリンコーワサポーター腰椎コルセット」(3月度1931位)とランクインし、両商品共に体の痛みをサポートする商品となっている。季節の変わり目は、寒暖差により腰痛など体に異変を感じる人が増える傾向にあるようで、そうした動きに合わせてテレビCMの出稿量を調整する、企業の戦略が垣間見れる結果となった。

2022年4月度 エリア別テレビCM放送回数ランキング

商品別ランキングで初登場2位のTVer「NOW ON TVer」は、エリア別ランキングでも躍進。大阪(6位)、名古屋(2位)、福岡(2位)、札幌(1位)と東京を除く4エリアでランクインした。民放系列局以外で東京エリアの番組を視聴できなかった地域の人は、今回のTVerのリアルタイム配信により、枠にとらわれずにテレビを視聴することが可能となった。このような東京エリア以外の地域の人々への利用を促進するべく、東京エリアを除く4エリアでのテレビCMの出稿を重点的に行ったことが推測される。

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