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SMN、CCIの「Data Dig」の新たなオンオフ統合支援サービスに「Connected TV Data Bridge DMP」のデータ提供を開始

編集部 2022/6/7 17:00

SMN株式会社(以下、SMN)は、株式会社CARTA HOLDINGSのグループ会社である株式会社CARTA COMMUNICATIONS(以下、CCI)が提供するクッキーレスに対応した企業のデジタルマーケティング支援サービス「Data Dig」における新たなセカンドパーティデータを活用したサービスの一つに対して、SMNが展開する「Connected TV Data Bridge DMP」(以下、「TVBridge DMP」)を活用した配信や分析サービスの提供を開始した。

SMNは、2020年9月より、国内大手テレビメーカー複数社がユーザーから広告用途への利用を許諾、取得している約780万台(2022年4月時点)のテレビ視聴データと、SMNの保有するデジタルメディアの接触データを、専用のDMP「TVBridge DMP」に集約し、プライバシーにも配慮した形で様々なメディアへ適切に広告配信するサービスを提供している。

CCIのデータマーケティングサービス「Data Dig」は、SMNが提供する「TVBridge DMP」を活用し、オンライン、オフラインを横断した統合的なマーケティング施策を支援していく。

主なサービスは、下記の通り。

TV視聴データを活用した各メディアへの広告配信

テレビ番組やCM視聴データを「TVBridge DMP」に集約し、TV視聴ログデータを基にユーザーの視聴傾向の特徴を活かした配信セグメントの作成を行い、各種広告プラットフォームへ広告配信を行うことができる。

特定の番組ジャンルやCMに接触したユーザーに向けた広告配信は、より親和性の高いユーザーへの興味関心促進に繋がる。また、TV視聴傾向の少ないユーザーに向けた広告配信は、オンライン上でリーチ補完に繋げることが可能。このように、施策の目的に応じてユーザー視聴傾向からセグメントを作成することで、より的確なターゲットに向けた効率的な広告配信を実現する。

オンライン・オフラインメディア横断の統合分析

CCIで利用可能なメガプラットフォーマーが提供する個人情報と分離されたデータクリーンルーム環境と連携することで、TV視聴ログデータからターゲットセグメントのデモグラフィックや興味関心などのユーザー属性を可視化し、オンラインとオフラインメディアを横断した統合分析が可能となる。

今後もSMNでは、多様化する広告配信の要望に対して、様々なソリューションに対応した積極的なサポートをしていくことで、企業のデジタルマーケティングの最適化を支援する。