03 AUG

『Iwataniスペシャル鳥人間コンテスト2022』読売テレビ本社では琵琶湖を学ぶイベントを開催

編集部 2022/8/3 11:00

1977年の第1回大会から45年に渡り、琵琶湖の雄大な自然を舞台に、地域や視聴者に支えられてきた「鳥人間コンテスト」。今年は7月23日(土)と24日(日)に滋賀県彦根市の琵琶湖・松原水泳場で開催された。これに合わせて、読売テレビ本社では、滋賀県立琵琶湖博物館の協力を得て、琵琶湖の自然環境を学ぶイベントを実施した。

琵琶湖のヨシや生き物に関する展示物
ヨシで制作されたオブジェの展示
琵琶湖博物館亀田副館長による特別授業

受講した親子連れからは、「こんなに多くの種類の水鳥が琵琶湖にいるとは知らなかった」「湖の魚を食べ、森で巣を作る水鳥の糞に、森にとって大切なものが含まれている、水鳥の自然の中での役割に驚いた」などの感想が寄せられた。亀田副館長は「水鳥の話を通して、受講した子どもたちには琵琶湖に対する関心も持ってもらえたらうれしい」と語った。

また、1階ロビーの370インチの大型モニターでは、鳥人間コンテストの全てのフライトを読売テレビアナウンサーが実況をしながらライブ配信するパブリックビューイングを実施。さらに会場では、ヘッドマウントディスプレイを装着し、滑空機のパイロットとしてフライトを体験できるVR体験や、みんなで紙飛行機を飛ばして遊ぶコーナーが設けられ、訪れた親子連れが思い思いに楽しんでいた。

ロビー2階からみんなで紙飛行機を飛ばす
ヘッドマウントディスプレイをつけた滑空機パイロットのVR体験

一方、鳥人間コンテストが行われている滋賀県彦根市・松原水泳場では、毎年、大会開催期間中にスタッフと出場チームによる清掃活動を行っている。今年はこの活動に、琵琶湖で特定外来生物の除去活動や、湖岸の清掃作業を定期的に実施している学生ボランティア「IVUSA」も参加した。これは琵琶湖の環境保護と地域共生というSDGsの観点を踏まえ、第三者の視点からアドバイスを求めるものである。

IVUSAのメンバーは、会場における、ごみ処理課題、回収、分別状況なども視察、今後の大会に向けた提言をまとめることになっている。

参加したIVUSAのメンバーは「大会の緊張と熱気があふれる中で、2日間の清掃活動を通じ、SDGsの観点からより環境負荷を軽減できるよう、私たち大学生も力を合わせて、考えていきたいと思った」と活動を振り返った。

NPO法人IVUSA(国際ボランティア学生協会)

会員2500名が所属する学生ボランティアの全国組織で、主に災害の被災地救援、環境保護、地域振興、貧困家庭支援などの社会課題に取り組み、琵琶湖では特定外来生物の除去活動と、「びわそう」と称した湖岸の清掃作業を定期的に実施。

番組概要

Iwataniスペシャル鳥人間コンテスト2022

2022年8月31日(水)19:00~ 読売テレビ・日本テレビ系全国ネット