Copyright© 弐瓶勉/大雪海のカイナ製作委員会

08 AUG

フジテレビ『大雪海のカイナ』 米・サンノゼ「Crunchyroll Expo2022」で特別上映

編集部 2022/8/8 18:00

2023年1月よりフジテレビの「+Ultra」枠にて放送が決まっていて、全世界でも配信予定の『大雪海のカイナ』第1話~第4話の特別上映が、アメリカ・サンノゼで開催されている北米最大級のアニメコンベンション、クランチロール・エキスポ(Crunchyroll Expo2022)にて行われた。

Copyright© 弐瓶勉/大雪海のカイナ製作委員会

『大雪海のカイナ』は、『シドニアの騎士』『BLAME!』の原作者で世界各国から高い評価を受けている漫画家・弐瓶勉と、弐瓶勉作品を圧倒的なクオリティでアニメーション化してきたポリゴン・ピクチュアズとの最強タッグによる大型プロジェクト。『LISTENERS リスナーズ』『亜人』の安藤裕章を監督に迎え、壮大なファンタジーストーリーを描いていく。現在、『月刊少年シリウス』にて『獣の奏者』の武本糸会が描く漫画も連載されている。

フジテレビは「海外にアニメカルチャーを広げたい」というコンセプトのもと、「+Ultra」枠で高品質で世界基準のアニメ作品を全世界に向けて発信してきたが、この「+Ultra」枠はアニメ配信サービス世界最大手の一つ、米・クランチロール社(Crunchyroll, LLC)との共同製作体制をスタートさせ、北米・欧州を中心に、アジア以外の全世界で「+Ultra」の強化を行ってきた。

今回の特別上映は、現地時間8月5日(金)からアメリカ・サンノゼで開催されている北米最大級のアニメコンベンション、クランチロール・エキスポで行われたもので、現地時間6日(土)に行われた『大雪海のカイナ』特別上映にて、本作品の本編が初公開となった。

当日は19時45分開始という遅い時間のイベントにも関わらず、300人のアニメファンで会場は満席。上映が始まると、弐瓶勉の創り出した独創的で魅力的な世界観、そしてポリゴン・ピクチュアズによって美しくダイナミックに映像化されたフィルムが観客を圧倒し、主人公のカイナとリリハが繰り広げる冒険に、人々は息を飲み、時には歓声を上げて映像に見入っていた。約80分に及ぶ本編の上映が終わると、「Awesome!(信じられない!)」 「Great!(素晴らしい!)」など、会場内からは感嘆の声が漏れた。

日本でも9月9日(金)に池袋・新文芸坐にて特別試写会の開催を予定している。詳細は公式Twitterにて。

クランチロール社とは

米ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント・インクおよび株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント傘下、株式会社アニプレックスによる合弁会社として、200以上の国と地域でアニメやマンガを提供。広告モデルによる無料配信と有料配信事業に加え、イベント、劇場版アニメ、ゲーム、グッズ、マンガ出版を通してアニメコミュニティーを創出する。

弐瓶勉(原作)コメント
この作品の最初のアイディアができたのはかなり前のことで、今こうやって完成したのを見ると、とても不思議な気持ちになります。『大雪海のカイナ』は異質な世界を舞台にしていますが、ストーリーやキャラクターには、民話や神話のような普遍性があるのではないかと思っています。

『大雪海のカイナ』概要
拡がり続ける「雪海」により、大地が消えかけた異世界――。
人々は巨木「軌道樹」の根元や頂から広がる「天膜」の上でかろうじて暮らしていた。
天膜の少年カイナと、地上の少女リリハが出会うとき、滅びかけた世界を変える物語が、始まる――。

■放送日時

2023年1月期「+Ultra」枠 毎週(水) 24:55~25:25にて放送

■キャスト

カイナ:細谷佳正
リリハ:高橋李依
ヤオナ:村瀬 歩
アメロテ:坂本真綾
オリノガ:小西克幸
ンガポージ:杉田智和
ハンダーギル:檜山修之
ハレソラ:堀内賢雄

■スタッフ

監督:安藤裕章
シリーズ構成:村井さだゆき
脚本:村井さだゆき、山田哲弥
メインテーマ:澤野弘之
音楽:KOHTA YAMAMOTO、馬瀬みさき
アニメーション制作:ポリゴン・ピクチュアズ

公式HP

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