11 AUG

読売テレビ制作『がちゃこん 近江鉄道の情景』が日本映画テレビ技術協会 映像技術賞を受賞

編集部 2022/8/11 09:00

読売テレビ報道局の杉森賢治カメラマンが撮影した『がちゃこん 近江鉄道の情景』が、日本の映画やテレビドキュメンタリー、ニュースにおいて優れた映像技術に対し贈られる日本映画テレビ技術協会 映像技術賞(撮影・ニュース部門)を受賞した。

この作品は、昨年5月『かんさい情報ネット ten.』で放送された企画ニュースで、経営難に苦しむローカル鉄道の1つ、滋賀県の近江鉄道と、その鉄道を利用する地元住民の営みを1年間にわたり映像で綴ったカメラマンによる映像特集となっている。

受賞した杉森賢治カメラマン(40)は、読売テレビのグループ会社、ytvNextry所属の18年目で、読売テレビ報道局のカメラマンとして日々ニュース取材に取り組んでいる。今回の審査会では「カメラマンが見つめるような視点で丁寧なカメラワークのもと、日々、近江鉄道で続いている何気ない日常を撮影し、ローカル鉄道の重要性と人々の営みを伝えている」と、作品について高い評価を得た。

杉森賢治カメラマン

日本映画テレビ技術協会 映像技術賞・撮影セクションにおけるドキュメンタリー部門とニュース部門には、NHKを含む全国の放送局などから応募があり、それぞれの部門において、1社が受賞する。日本映画テレビ技術協会 映像技術賞の授賞式は、11月に東京都内で行われる予定。