13 OCT

読売テレビ、全社コンプライアンス研修会を開催

編集部 2022/10/13 17:00

読売テレビは、放送倫理を厳守し正しい放送を続けるために「全社コンプライアンス研修会」を半年ごとに行っており、2022年度上期も、同社およびグループ会社社員、協力会社スタッフを対象にオンライン形式で実施し、9月12日(月)から 30日(金)までの期間内に、計1574人が受講。前回を100人上回る、過去最高の受講人数となった。

今回の研修では、まず考査コンプライアンス部から、時代とともに変わる価値観を敏感にキャッチして、視聴者に誠実な番組作りを続けることの大切さを訴えた。また番組制作現場からの相談対応事例を紹介し、取材時に留意すべき各種法令や、4月に改正される放送基準についても触れながら解説が行われた。

カスタマーコミュニケーション部からは、視聴者から寄せられた意見のうち、BGMや効果音、スタッフの笑い声など「音」に関する事例を紹介し、番組作りに生かして欲しいヒントを提示。また、サステナビリティ部からは、個人情報の取り扱いについての考え方・手続きを解説し、昨今の他社の漏洩事例を挙げながら注意喚起がなされた。

読売テレビでは、今後も全社コンプライアンス研修会のほか、2019年からこれまで6回開催している「テーマ別全社人権研修会」や、4月に改正される放送基準に関する研修など、学び・情報共有の機会を適宜設け、各部署・各現場での議論を深めることでコンプライアンス意識の向上に努めていく方針。