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31 OCT

TBS、世界初の水素中継車を導入「地球を笑顔にするくるま」としてスポーツ中継

編集部 2022/10/31 14:30

TBSグループでは、脱炭素社会の実現を目指す取り組みの一環として、世界初(1)※となる「水素を使って発電する燃料電池中継車(以下、水素中継車)」を導入する。走行時にCO2を排出しない水素中継車は、TBSのSDGsプロジェクトにちなんで「地球を笑顔にするくるま」のニックネームが付けられ、来年からスポーツ中継など様々な現場で活躍する予定。

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TBSでは既存の中継車(ガソリン車)を更新するにあたって環境に配慮した車の導入を検討。その結果、中継車のように重量が重く、走行距離が長い車両については、現状では水素エネルギーを利用した車が適しているとの判断に至った。
環境省の「脱炭素社会構築に向けた再エネ等由来水素活用推進事業」にも採択されたこのプロジェクトは、TBSが2020年秋にSDGsキャンペーン「地球を笑顔にするWEEK」をスタートして以来、パートナー企業として共にSDGsの推進を行ってきたトヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)とタッグを組んで行っている。
マイクロバス「コースター」をベースに、動力源には「MIRAI」に搭載されているFCスタック(水素を使って発電する燃料電池)を採用し、走行時にCO2や大気汚染物質を排出しない優れた環境性能と、低騒音・低振動を実現。
中継車はロードレースなど、スポーツ関連の放送に活用される機会が多いことから、選手や観客に与える環境ストレスの軽減が期待される。また、大規模災害発生時などに被災地で電力供給を行うことも視野に入れている。

11月3日(木・祝)から6日(日)まで、地球温暖化と気候変動をテーマに赤坂・サカス広場とその周辺で開催されるイベント「地球を笑顔にする広場」では、トヨタの協力でMIRAIのカットボディ(2)※を展示。MIRAIのミニカーを水素で走らせるワークショップも予定されている(3)※。また、「地球を笑顔にするくるま」のミニチュアクラフトカーが作れるクラフトシートをプレゼント(4)※。

(1)※ 2022年10月・TBS調べ※
(2)※ 車体を縦に切って、構造をわかりやすく示す※ボディシェルのこと。
(3)※ ワークショップには参加枠あり。詳しくは特設サイトにて。
(4)※ クラフトシートの配布は先着順、枚数に限りあり。

特設ページからもクラフトカーのダウンロードが可能。

イベント「地球を笑顔にする広場〜サーキュラーで未来を変えよう!〜」
2022年11月3日(木・祝)〜11月6日(日)
赤坂・サカス広場(〒107-0052東京都港区赤坂5-3-6)およびその周辺
11:00~16:30
入場料 無料

「地球を笑顔にする広場〜サーキュラーで未来を変えよう!〜」特設サイト