27 JAN

REVISIO、調査会社のクロス・マーケティングと共同で「コネクテッドTV白書2023」を発表

編集部 2023/1/27 08:00

REVISIO株式会社(本社 東京都千代田区、代表取締役社長 郡谷康士、以下REVISIO)は、株式会社クロス・マーケティング(本社 東京都新宿区、代表取締役社兼CEO 五十嵐幹、以下クロス・マーケティング)と、コネクテッドTVの視聴傾向について、研究結果をまとめた資料「コネクテッドTV白書2023」を共同で発表した。

昨今のコネクテッドTVの普及に伴い、コネクテッドTV広告市場の拡大が進んでいる。広告主のコネクテッドTVへの注目度の高まる一方、コネクテッドTVを評価し分析するための意識データや視聴データはまだ数が少ない状況だ。共同研究では、視聴者のコネクテッドTV視聴の実態について、意識データと視聴データを掛け合わせることで、深く分析している。動画サービス毎の視聴データや、共視聴(2人以上で視聴すること)の傾向などをまとめた。

研究ではREVISIOが保有するCTV調査パネル 798名から得られるCTV視聴データと、クロス・マーケティングが実施したSCR調査35,000名、本調査2,000名のアンケートデータを利用している。

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YouTubeはすでに「第6のキー局」?

コネクテッドTVを利用している視聴者は、どのような動画サービスを見ているかをまとめた。下のグラフを見ると、地上波の利用時間は動画サービスと比べても長いことがわかる。動画サービスの中でもYouTubeは、地上波と同等かそれ以上に見られていることがわかった。

※コネクテッドTV利用世帯における、テレビデバイスでの地上波テレビ+動画サービスの平均利用時間/日
※REVISIO計測によるデータを元に集計

最も共視聴されやすいのはTVer

REVISIOでは視聴者の誰が、誰といつ注視しているかがわかる。2人以上でテレビを視聴する際の実測データの「2人以上でテレビを注視していた時間の割合」と、クロス・マーケティングのアンケートデータで「2人以上でテレビを視聴すると答えた人の割合」を比較すると、違いがあることがわかった。

2人以上でテレビを視聴する動画サービスは、アンケートでは1位が地上波となったが、実測データではTVerが1位という結果になった。TVerは、一緒に観るコンテンツが豊富で、共視聴する際の選択肢に上がりやすいのではと考えられる。

動画サービスは地上波よりも注視されている

地上波や動画サービスの中で何を視聴者がもっとも注視しているかを見ると、「Disney+」、「Netflix」が高い注視を獲得していた。動画サービス全体が地上波よりも注視されている傾向にあった。視聴のタイミングやコンテンツを自分で選んでみる動画サービスの方が良く見られているのではないかと考えられる。

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