08 FEB

テレビ朝日、メタバースをテーマにしたインスタレーション作品を「Study:大阪関西国際芸術祭2023」にて展示

編集部 2023/2/8 17:45

テレビ朝日が、2025年の日本国際博覧会(大阪・関西万博)に合わせて大阪での実施を目指す「大阪関西国際芸術祭(仮)」のプレイベント「Study:大阪関西国際芸術祭2023」に参加が決定した。

「Study」と題されたこのイベントは、アートの可能性を検証し学ぶことをテーマに据えたもので、今年は昨年に続いて2回目となる。

テレビ朝日は、2月10日(金)から12日(日)の3日間、グランフロント大阪B2Fのアートフェア会場・コングレコンベンションセンターにて、メタバースをテーマにしたインスタレーション作品を展示する。

「Metaverse Boundary-メタバースの境界線-#study2」と名付けられた本作は、2022年10月に「DESIGNARTTOKYO2022」(東京・港区)にて展示されたメタバースの実験的アートワーク「Metaverse Boundary-メタバースの境界線-」を進化させたもの。
テレビ朝日が企画・運営する話題のメタバース空間「光と星のメタバース六本木」のもうひとつの世界「ミラーワールド」が舞台になっている。

鑑賞者がメタバース空間にアバターとして入っていくと、そこには従来のきらびやかな空間とは違う、無光=ブラックメタバースが広がっている。そして、そのバーチャル上の空間はミラースクリーンを通じて、大阪のリアルな展示空間とコネクトし、アバターとリアルな自分の姿が混在する不思議なシチュエーションを作り出すことができる。

なお、会期中の2月11日(土)には「メディアとメタバースの関係性-バーチャルとリアルが混ざり合う世界でエンタメとアートはどう拡張できるのか?-」と題したカンファレンスも予定されており、リアルな場所にバーチャルなレイヤーが重なり合う世界で、エンターテインメントやアートは、人にどのような新たな体験価値を提供できるのか?というテーマについて、『MUSIC STATION』などの演出映像・CG制作に長年携わり、バーチャル空間のクリエイションを行っているテレビ朝日のアートディレクター横井勝氏と、XRクリエイティブプラットフォーム「STYLY」を運営し、都市の中にARアートを出現させるプロジェクトを多数手がけているPsychicVRLab・COOの渡邊信彦氏が語り合う。

このイベントは、会場の特性とアーティストの感性の掛け合わせから生まれる作品の数々を展示するだけでなく、国内外のアーティスト作品を購入することができるアートフェアや、時代を捉えたテーマで有識者が語り合うカンファレンスもあわせて行われているほか、大阪市内のレストランでは、食とアートのコラボレーションにより、食べることとアートの関係性に想いを巡らせるアートダイニングもオープンするなど、17日間にわたり多彩なプログラムが用意されている。

「Study:大阪関西国際芸術祭2023」

■2023年1月28日(土)~2月13日(月)
■会場 船場エクセルビルはじめ大阪市内各所

公式サイト

「Study:大阪関西国際芸術祭/アートフェア2023」

■2023年2月10日(金)~2月12日(日) 
■会場 グランフロント大阪B2F「コングレコンベンションセンター」(530-0011大阪
府大阪市北区大深町3-1)

出展内容掲載ページ

「メディアとメタバースの関係性-バーチャルとリアルが混ざり合う世界でエンタメとアートはどう拡張できるのか?-」

■2023年2月11日(土)16:00~16:45
■会場 グランフロント大阪B2F「コングレコンベンションセンター」アートフェア会場内カンファレンススペース
■登壇者 横井 勝(テレビ朝日コーポレートデザインセンター XRクリエイティブディレクター)、渡邊信彦(株式会社Psychic VR Lab取締役COO)

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