南側から見た広島城全体のイメージ

17 MAR

中国放送を含む「広島城アソシエイツ」、広島城三の丸整備等事業の公募設置等計画認定

編集部 2023/3/17 12:00

代表法人である株式会社中国放送を含む11社にて構成される共同事業体「広島城アソシエイツ」が、広島市の広島城三の丸整備等事業(Park-PFI事業)において、公募設置等計画の認定を受けた。

本事業は、民間の資金とノウハウを活用し、広島城三の丸における商業施設などの整備や、事業対象区域でのイベントの開催により、広島城周辺のにぎわいを創出し、都心の回遊性を高めることを目的としている。広島城アソシエイツは、「温故知新」をコンセプトとして、史跡や伝統文化の保存と継承に努め、歴史を生かした魅力ある街づくりに貢献する。

◯今後の事業スケジュール
2023年4月 中央公園バス駐車場 供用開始
2025年3月 広島城三の丸第1期エリア(東側)商業施設開業
2025年4月 広島城、天守閣、二の丸復元建物の管理運営
2026年9月 広島城三の丸第2期エリア(北西側)商業施設開業
2026年10月 広島城三の丸歴史館 供用開始

第1期エリアのイメージ(東側)
第2期エリアのイメージ(北西側)

■事業内容
三の丸には、武家茶道・上田宗箇流の世界を身近に感じられる「SOKOカフェ(仮称)」をはじめとした飲食店や地元産品を扱う土産物店を整備する。神楽などを上演できる多目的広場やマイカー駐車場も設け、観光客や市民が楽しめる場所とする予定。

広島城アソシエイツの強みを生かし、テレビ・ラジオ・新聞・デジタルメディア・SNSを駆使した情報発信にも力を入れ、多くの人々に広島城三の丸エリアの魅力を伝える取り組みを行うほか、周辺の観光スポットとも協力し、平和記念公園や紙屋町・八丁堀地区の各種施設とも連携して集客に取り組み、広島都心の回遊性を高めていく。

■コンセプト 「温故知新」
広島城は広島のまちの起点である。築城後、太田川デルタに形成された城下町。干拓により拡大を続け、政治、経済、交通の中心地として発展してきた。また、武家茶道の流れを汲む上田宗箇流や金城一国斎が確立した漆芸技法の高盛絵など、この地で守り伝えられてきた文化がある。
原爆で多くの史跡が失われたが、城下の歴史自体が消えたわけではなく、歴史を生かしてこそ魅力ある都市空間がつくれるはず。

温故知新――この言葉を本事業のコンセプトとして掲げることで、広島城を歴史と文化に触れる場所として見つめなおし、観光拠点としてのポテンシャルを最大限に引き出す。