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PLAY、動画配信プラットフォーム「STREAKS」低遅延での大規模配信サポートを開始

編集部 2023/5/25 14:00

動画配信プラットフォームサービスを提供している株式会社PLAY(本社:東京都渋谷区)は、「STREAKS Online Video Platform」でライブ配信での低遅延配信機能の提供を開始した。

PLAYでは年間3万回を超えるライブ配信をオンライン動画配信プラットフォーム「STREAKS Online Video Platform」を通して提供している。

これまで、大規模な動画配信を実現する際、負荷や処理速度の兼ね合いで15秒から20秒程度の遅延が発生することが一般的だった。今回のSTREAKSのアップデートでは、ライブチャンネル機能に低遅延配信モードが追加され遅延量がこれまでより10秒近くの遅延削減を実現した。また、CDN(※1)においてもQUIC(※2)を利用したHTTP 3もサポートされ安定的な配信が可能になっている。

なお、低遅延配信モードでもコンテンツ保護のDRM(※3)や認証機能はこれまで通りに利用が可能。

この機能は、STREAKSをすでに利用している場合は追加料金なしで利用できる。

メディア向けオンライン動画配信プラットフォーム「STREAKS」とは

STREAKSは国内のプレミアムコンテンツを配信するメディア企業に対して、OTT配信に必要なトータルワークフローを提供するオンラインビデオプラットフォームだ。AI技術を活用したPer-Title Encodingや4K配信、SSAI、アドサーバーとの連携や、高度なコンテンツ保護など、高品質かつ高機能な配信に必要な機能を提供している。国内最大規模の配信実績を誇り高負荷を伴う大規模配信の実績が豊富だ。

※1)Contents Delivery Networkの略。ウェブコンテンツを効率的かつスピーディーに配信できるように工夫されたネットワークを指す。
※2)Quick UDP Internet Connectionsの略。HTTP/3に含まれるUDPを用いた通信プロトコル。
※3)Digital Rights Managementの略。 デジタルコンテンツにおいてコンテンツホルダーが持つ著作権などの権利が不当に侵害されることを防ぐため、コンテンツの利用や複製を制限する仕組みの総称。

株式会社PLAY

STREAKS