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読売テレビ、循環器病チャリティ・ゴルフ&医療セミナーを開催

編集部 2023/10/20 21:30

読売テレビは、読売新聞社・報知新聞社・読売ゴルフの4社で主催する「第36回 循環器 病チャリティ・ゴルフ」を開催した。本大会は、1988年から循環器病の予防と啓発を目的として継続開催し、今年は10月2日(月)、循環器病チャリティ・ゴルフ運営委員会委員長の大橋善光 読売テレビ代表取締役社長が、公益財団法人循環器病研究振興財団の北村惣一郎理事長に、チャリティ基金として 1029万7000円を贈呈した。

9月30日(土)には、よみうりカントリークラブ(兵庫・西宮市)にて、ゴルフ大会を開催し、 大会の趣旨に賛同していただいた協賛社と個人から30組112名が集まり、プレーを楽しんだ。会場ではプレーヤーの健康管理のため、国立循環器病研究センターの看護師が血圧を測定した。

よみうりカントリークラブで開催された「第36回循環器病チャリティ・ゴルフ」
よみうりカントリークラブで開催された「第36回循環器病チャリティ・ゴルフ」

さらに基金贈呈式に先立ち同日、読売テレビ本社10hallにて、国立循環器病研究センターの猪原匡史 脳神経内科部長が、「“口は災いの元”-むし歯・歯周 病と脳卒中の危ない関係-」をテーマにした医療セミナーを開催。 講演では、脳血管疾患の発症について、血液中に入った「むし歯菌」が原因のひとつであるという研究成果のほか、脳内の微小出血が認知症につながるため、日常生活におけるオーラルケアの重要性等が紹介され、約80名の参加者が1時間の講演に耳を傾けた。

国立循環器病研究センター 猪原匡史 脳神経内科部長

「循環器病チャリティ・ゴルフ」は、がんとともに日本人の死因の上位を占めている脳卒中等の循環器に関わる生活習慣病の予防促進と啓発活動を目的に開催され、毎年、関西の経済人や医学会の関係者らが参加している。

1988年から本年までの36回の大会で、総額約3億8500万円が寄付され、公益財団法人循環器病研究振興財団を通じて、循環器病治療の研究や予防についてのイベント、さらには啓発冊子「循環器病あれこれ」の製作発行等に活用されている。

読売テレビでは、第36回循環器病チャリティ・ゴルフと医療セミナーの模様を11月12日(日)深夜に放送する予定。また、医療セミナーの内容は、「ytvサステナビリティ・プロジェクト」のホームページにも掲載する。

ytv サステナビリティ・プロジェクト