北海道大学×STV、SDGsデーを開催!北海道大学のキャンパスを舞台に知的好奇心を満たす1日
編集部 2023/10/23 17:00
北海道大学サステイナビリティ推進機構とSTVは、2022年7月1日にSDGs(=持続可能な開発目標)の推進と達成の加速に貢献するために 連携協定を締結したことを発表した。
この一環として、 気候変動や災害、地域や世界で起こっている出来事について、最新の研究も取り入れながらステージ発表や講演、テレビでの放送を交え、市民にわかりやすく情報発信するイベント『SDGsデー』を昨年 から開催しており、今年の北海道大学×STV「SDGs デー 2023」は「北海道大学総合博物館を深堀り!」がテーマ。最新・最先端の恐竜研究の講演会に、恐竜、 遺跡、岩石・鉱物、植物をテーマとした4つのワークショップを各分野のエキスパートの先生たちが解説する。
◆オープニングイベント【恐竜”最新研究2023】
恐竜発掘の第一人者で「ダイナソー小林」の愛称で親しまれる小林快次教授による恐竜最新研究2023講演会。この夏もアラスカ、モンゴル、ウズベキスタンと世界の現場を駆け巡り、恐竜たちの太古の姿や生態にさらに迫った。その成果をどこよりも早く紹介。一方でフィールドワークでは地球環境の変化を肌で感じているという小林教授。骨が見つかりやすくなった所では乾燥に伴う砂漠化が。逆に見つけにくくなった所では大雨に伴う湿地化が。「気候変動」と苦闘しながらの発掘が続けられている。人間の活動による環境破壊で恐竜絶滅よりも速いスピードで生き物たちがいなくなっているとも言われており、実は恐竜とSDGsは密接な関係にある。地球の太古の姿を学び、未来への思いを馳せる1時間となっている。
◆ワークショップ
北海道大学総合博物館の各分野のエキスパートの先生たちが応募者対象にワークショップを開催。
◇1.恐竜の骨を観察しよう!【総合博物館教授:小林快次】
◇2.遺跡の骨を分析してみよう!【総合博物館教授:江田真毅】
◇3.観察して感じる岩石・鉱物の役割【総合博物館助教:北野一平】
◇4.ガチ観楓会【総合博物館助教:首藤光太郎】
◆カードラリー
北海道大学総合博物館の中に置かれた10枚のお宝カードを集めて回るイベントです。収蔵されている貴重なお宝たちが画像になったカードが入手できるのはこのイベントだけ。コンプリートした方には抽選でプレゼントのご用意もある。
※どなたでも参加ができるお申込み不要のイベント
◆日時
◇2023年11月3日(金)
◇最新恐竜研究2023 9:30~10:30北海道大学学術交流会館講堂
◇ワークショップ①13:00~②14:30~③16:00~北海道大学総合博物館
◇カードラリー10:00~17:00北海道大学総合博物館