「REVISIO株式会社」（よみ：リビジオ）では、テレビの前にいる人のうち、テレビ画面にくぎづけになっていた（視線を向けていた）人の割合がわかる「注目度」を用いて、「個人全体」ならびにREVISIOで定義した「コア視聴層（男女13歳～49歳）」のテレビ番組ランキングを公開している。

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■2025年12月15日(月)〜2025年12月21日(日)

コア視聴層（男女13歳～49歳）

個人全体

2025年も残すところあとわずかとなり、今週のランキングでは年末ならではの強力な特別番組や、冬の風物詩ともいえるスポーツ中継が上位を席巻する結果となった。個人全体で1位を獲得したTBS『ニンゲン観察モニタリングSP』をはじめ、各局が年内最後の放送として枠を拡大した「SP番組」がお茶の間の関心を独占している。

年末特有の慌ただしい時期ではあるが、バラエティ番組での「年間王者決定」や「大物アーティストの久々の降臨」といったイベント性の高い構成が、視聴者の「今、この瞬間の放送を見逃したくない」という心理を刺激し、高い注目度に結びついたと考えられる。

バラエティ勢が勢いを見せる中、コア視聴層で3位に食い込んだ『男子第76回全国高校駅伝』（NHK）の健闘も特筆すべき点だ。個人全体でも10位にランクインしており、未来を担う高校生ランナーたちの懸命な走りに、若年層から高齢層まで幅広い世代が釘付けになったことがデータからも読み取れる。

12月も中旬を過ぎ、家族や大切な人とリビングで同じ画面を一緒に楽しむ「お茶の間視聴」の機会が増えていることも、ランキング全体の数値を押し上げる要因となっているようだ。各局が威信をかけて投入する特番が目白押しとなる年末年始、どの番組が日本中で最も熱い視線を集めるのか、その動向を注視したい。

■TBS　12/18(木)18:30～　『ニンゲン観察モニタリングSP』

・コア視聴層／4位 注目度：60.3%
・個人全体／1位 注目度：65.9%

個人全体で1位、コア視聴層でも4位と、今週の放送で最も日本中の注目を集めたのは『ニンゲン観察モニタリングSP』だ。12月18日の放送では、大人気企画「透明カラオケBOX」の2025年年間王者決定戦が開催され、視聴者の視線を釘付けにした。

100万円の権利を懸け、過去最多300名が参戦したファイナルの舞台では、受験生や音大生、お坊さんまで、驚きの歌声を持つ強豪たちが続々と登場した。誰が栄冠を手にするのか、一瞬も目が離せない展開が注目度を高める要因となったようだ。

また、過去の熱狂シーンを振り返るランキングでは、女優の瀧本美織が地元・鳥取県で見せた涙の凱旋ステージが話題となった。圧巻の歌唱力はSNSでも大きな反響を呼んでいる。さらに今回はゲストも豪華で、福山雅治と大泉洋の「無敵バディ」によるサプライズや、柔道金メダリストの角田夏実による変装潜入など、バラエティの枠を超えた仕掛けが目白押しだった。

年間王者決定戦は番組終盤まで高得点が塗り替えられる大接戦となり、最後の一人まで結末が分からないスリリングな構成が、高い注目度の要因と言える。

TVerで見逃し配信中： https://tver.jp/series/srlbnqk9nv

■TBS　12/19(金)18:30～　『それSnow Manにやらせて下さいSP』

・コア視聴層／6位 注目度：59.3%

コア視聴層で6位にランクインし、若年層を中心に高い注視率を記録したのは『それスノ』3時間半SPだ。2025年最後の放送となった今回は、浜崎あゆみがTBSのバラエティに9年ぶりに出演し、Snow Manとの初対面が実現した。

スタッフ不在の居酒屋で行われたガチトークでは、謎に包まれた私生活や子育て、歌手人生の苦悩まで、衝撃の本音が次々と明かされた。また、クリスマス直前企画としてメンバーが用意したプレゼントのプレゼン対決も行われ、視聴者の関心を強く引きつけた。

人気企画「ダンスノ完コピレボリューション」では、LE SSERAFIMがメンバー全員で緊急来日を果たした。指原莉乃率いる＝LOVEとの三つどもえバトルは、2025年を締めくくるにふさわしい豪華な内容となった。指原が自ら自身のセンター曲に挑んだ際に起きた展開や、紅白初出場が決まったM!LKによる生歌での「ご本人コラボ」など、画面から一瞬も目が離せない内容が続いた。

放送終了後もネットニュースを賑わせるなど、番組の注目度の高さを見せつける放送回となった。

TVerで見逃し配信中： https://tver.jp/series/srleu4lcwn

※TVerの配信URLは12月24日時点での情報です。見逃し配信が終了している場合があります。

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