25 MAY

カンテレの「ハイブリッドキャスト専用サーバーの開発」が技術振興賞進歩開発賞を受賞

編集部 2020/5/25 18:00

関西テレビの新技術「ハイブリッドキャスト専用サーバーの開発」が一般社団法人映像情報メディア学会にて、2019年度の技術振興賞進歩開発賞(現場運用部門)を受賞した。本賞は映像情報メディアに関する研究や装置開発において、優れた功績をあげた個人や団体に授与されるもの。

本開発では4K映像をハイブリッドキャスト対応テレビに配信するために必要な複数の機能をコンパクトな装置に一体化。同装置には映像圧縮や配信サーバーに加えて、地上デジタル放送用に4Kライブ映像をHDにダウンコンバート(画質変換)する機能や、VOD用の配信映像をファイル収録する機能を実装。従来よりも少ない機器構成で4K映像の配信が可能となった。

受賞者  :関西テレビ放送(株) 栗山和久 山本道雄
関西テレビソフトウェア(株) 大山 悟
共同開発社:カリーナシステム株式会社
開発製品 :NEB-4K DASH