23 AUG

HTB、99%再生材ごみ袋を導入!CO2排出削減を推進

編集部 2021/8/23 18:30

HTB北海道テレビは、本社事業所(札幌市中央区)の清掃で使用するごみ袋について、廃プラスチックを国内循環させてつくられている99%再生材ごみ袋を導入すると発表した。

同局では、カーボンニュートラルに向けた取り組みを推進。8月より本社事業所の清掃で使っているごみ袋を、廃プラスチックを原料として再生生産される99%再生材ごみ袋(商品名:FUROSHIKI)にすべて置き換えることに決定した。FUROSHIKIは、株式会社サティスファクトリー(※)が契約企業の出す使用済の廃プラスチック(ストレッチフィルム、緩衝材、クリアファイルなど)を定期回収し、バージン石油資源を浪費しない再生樹脂化。それを原料として国内で99%再生材ごみ袋として再生し、元の企業などに還元して廃プラスチックを国内循環させている。

(※)株式会社サティスファクトリー

HTBでは、地球温暖化が主な議題となった2008年のG8北海道洞爺湖サミットを契機に、脱温暖化宣言を行い、地球環境を考える「TOYAから明日へ !」キャンペーンを続けてきた。2018年に移転した現在の本社においても、超省エネ自動環境制御システム(照明)、北海道熱供給公社からの地域冷暖房方式設備の採用(空調)、また全灯体LEDの導入(スタジオ照明)などCO2の排出削減に努めている。本社事業所の清掃では年間約1万1,300枚の石油由来原料のごみ袋(低密度ポリエチレン)を消費しており、今回の全数置き換えにより、年間約1.2tのCO2排出を削減することが可能。HTBでは今後ともカーボンニュートラルに向けた取り組みを推進していく方針だ。

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