LINEリサーチ、全国の高校生を対象にドラマに関する調査を実施 好きなジャンル1位は「恋愛ドラマ」
編集部 2021/9/15 07:00
LINE株式会社は、約552万人の国内最大級となるアクティブな調査パネルを基盤とした、独自のスマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を活用し、日本全国の高校生を対象にドラマに関する調査を実施。その結果を発表した。
■月に1作品以上のドラマを見ている高校生が半数以上！
【調査内容】ふだんドラマを見るかどうか？また見る人は1カ月に平均何作品くらい見ているか？
単発／連続ドラマを問わず、テレビ・インターネット・DVDや録画で見るものをすべて含め、「ドラマはまったく見ない」という人は全体で約3割、男子高生では4割がドラマを見ないと回答。月に1作品以上ドラマを見ている高校生は全体で半数以上。女子高生では約6割、男子高生では約4割と、女子高生のほうがよくドラマを見ていることがわかった。過去の調査「どんな番組を見てる？高校生のテレビ視聴状況」でも、よく見るテレビ番組のジャンルで女子高生は「ドラマ」が2位だった。
1カ月に見ている平均作品数については、全体で「月に2～3作品くらい」の割合がもっとも高く2割超。女子高生では「月に4作品以上」という人が16％と、男子高生と比べて多くの作品を見ているようだ。
■高校生の8割超は「テレビ放送」でドラマを見ている！
【調査内容】ドラマを見るときの方法は？
全体でもっとも多かったのは、地上波／BSの「テレビ放送」で8割超。男女ともに8割以上の高い割合で、多くの高校生は「テレビ放送」でドラマを見ていることがわかった。全体2位は完全無料配信の「TVer」、3位は「YouTube」で、割合はどちらも女子高生のほうが高くなっている。4位以降は「Amazon Prime Video」「Netflix」と続き、「Amazon Prime Video」は全体で2割弱だったが、有料配信の中ではトップだった。
■「倍速」や「早送り」をしてドラマを見る高校生が約3割いる！
【調査内容】CMではなくドラマ自体を「倍速」や「早送り」をして見ることがあるか？
全体では、「倍速」や「早送り」をして見ることは「まったくない」という割合がもっとも高く4割強に。女子高生と比べると男子高生のほうが、「まったくない」の割合が高い傾向にあった。一方「よくある」「たまにある」をあわせた、「倍速」や「早送り」でドラマを見る高校生は全体で約3割いることがわかった。男女別にみると、女子高生のほうが高い割合で3割超となっている。
■よく見るジャンルTOP3は？「恋愛ドラマ」「医療ドラマ」「青春・学園ドラマ」が人気
【調査内容】よく見るドラマのジャンル／種類は？
テレビ・インターネット・DVDや録画で見るものをすべて含め、全体では1割を切るジャンルは男女ともに少なく、高校生はいろいろなジャンルのドラマを見ていることがわかった。その中で全体のトップ3は「恋愛ドラマ」「医療ドラマ」「青春・学園ドラマ」という結果に。それぞれ5割超の高い割合だった。
男女別にみると、女子高生1位は「恋愛ドラマ」で7割弱と高い割合に。2位以降は「医療ドラマ」「青春・学園ドラマ」が5割台で続く。一方、男子高生1位は「医療ドラマ」で5割弱。2位以降、僅差で「コメディドラマ」「青春・学園ドラマ」「刑事ドラマ」「恋愛ドラマ」がそれぞれ続き、女子高生1位だった「恋愛ドラマ」は、男子高生では5位にとどまっている。また、男子高生のほうが女子高生よりも高い割合となっていたジャンルは「歴史ドラマ・時代劇（大河ドラマなど）」で、男子高生では9位にランクイン。一方、女子高生では、「韓流・アジアドラマ」がランクインしている。
■高校生が注目の俳優は「浜辺美波」「永野芽郁」がTOP2、「吉沢亮」「菅田将暉」と続く
【調査内容】いま一番注目している俳優／女優は？（自由記述形式）
全体トップは「浜辺美波」。男子高生では2位と差をつけて1位と注目が高く、女子高生でも2位にランクイン。全体2位は「永野芽郁」で、女子高生では1位、男子高生では7位にランクインした。
全体3位は、同率で「吉沢亮」「菅田将暉」。吉沢亮は、女子高生では3位にランクイン。女子高生のほうが男子高生よりも高く注目しているようだ。一方、菅田将暉は男子高生の注目が高く、2位にランクイン。続く全体5位は「広瀬すず」。男子高生のほうが女子高生よりもやや割合が高めで男子高生3位にランクインした。
男女別にみると、「橋本環奈」「今田美桜」は男子高生からの注目度が高いことがわかった。一方、女子高生の注目度が高いのは「山田裕貴」「横浜流星」。また、女子高生・男子高生ともに若手の俳優／女優が並ぶなか、「ムロツヨシ」が男子高生6位にランクインした。
【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象：日本全国の高校1年生～3年生の男女
実施時期：2021年7月27日～2021年7月28日
有効回収数：1050サンプル
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100％にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合がある。