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テレビ朝日映像、eStream、同道文化が連携し中国向けライブコマースサービスを提供開始

編集部 2021/11/10 16:00

テレビ朝日映像株式会社(本社:東京都港区)は、株式会社CyberZ(本社:東京都渋谷区)の連結子会社、株式会社eStream shanghai(本社:中国上海)、同道文化株式会社(日本オフィス:東京都新宿区)と連携し、中国現地で人気のKOLを活用した、中国向けライブコマースサービスの提供を開始した。

中国で急成長しているライブコマースでは、KOLや有名人などの配信者(ライバー)がライブ形式で視聴者に商品を紹介しながら販売。チャット画面を通じて視聴者とライバーがリアルタイムでコミュニケーションが取れるため、商品に対する不明点をその場で解消することもできる点が消費者から評価され、現在も拡大の一途を辿っている。

2020年の中国のライブコマース市場は1兆500億元(約17兆8,500億円)を突破。2021年は、さらに前年比90%増の1兆9,950億元(約33兆9,150億円)に達する見込みといわれている(※)。

テレビ朝日映像は、今年7月に最先端技術を搭載した「ARK Streaming Studio」を開設するなど、生配信の環境を整備。これまで培ってきた企画力や運営ノウハウを基に、中国国内のさまざまなマーケティング支援を行うeStream shanghai社と、中国のKOLネットワークを保有する同道文化社のそれぞれの強みを生かしたライブコマースを推進していく。

最大の特徴は、かかるコストの仕組みを改善したこと。通常ライブコマースを実施する際には、ライバー対して出演料が発生するが、今回、3社が提供するサービスでは、出演時に発生するイニシャルコストをなくし、配信時の売上実績に応じて金額を決定。その結果、より成果にコミットしたライブコマース配信が可能となる。

※1元=約17円
※出典:アリ研究院「1兆元市場に向かうライブコマース」

株式会社eStream

同道文化株式会社