29 MAR

メ~テレ、SDGs新指針を発表 名古屋・栄に東海地区初の“スマートゴミ箱”を導入

編集部 2022/3/29 10:00

メ~テレ(名古屋テレビ放送)は、2020年12月、国連が世界の報道機関に対し協力を呼びかけている「SDGメディア・コンパクト」に加盟。持続可能な社会の実現に向けた様々な取り組みをさらに加速させるべく、この度、改めてグループとしてSDGsの指針をまとめ、その一環として、メ~テレと関わりの深い名古屋・栄に、東海地区初となるスマートゴミ箱「SmaGO」(スマゴ)を設置することを発表した。

メ~テレは1962年の開局以来、地域とともに歩むテレビ局として、いち早く環境問題に取り組んできた。1963年から30年に渡って続けた「グリーンキャンペーン」では、“まちに緑を”を合言葉に、東海エリア各地に、合わせて3万本あまりを植樹。1993年からは「みらいのこどもたちへ」というキャッチフレーズのもと、地球規模の環境問題に視点を拡大して活動を続けている。

メ~テレグループはこれからも、この地域に根差したメディアとして、“みらい”をキーワードに、「つくる」「つたえる」「つなぐ」を改めてグループの指針とし、以下の3つのテーマを掲げた。

「こどもたちのみらいに」~こどもたちがのびのびとチャレンジできる社会に~
「地域のみらいに」~住みよい環境や美しい自然を守りながら 地域を元気に~
「暮らしのみらいに」~日々の暮らしをより安全で豊かに。いざという時にも信頼される情報発信を~

このテーマを実現させる取り組みの一環として、メ~テレは三井不動産株式会社(所在:東京都中央区)、株式会社フォーステックと共同で、名古屋・栄のHisaya-odori Parkに、IoTを活用した最新のゴミ箱「SmaGO」を設置する。

SmaGO(スマゴ)とは、ソーラー発電機能や通信機能を搭載した“IoT化されたスマートゴミ箱”。電源不要でゴミ自動圧縮機能や通信によるリアルタイムの状況把握により、効率的な回収ができるほか、表面には啓発メッセージなどがラッピングでき、新規広告メディアとしても活用が可能。“街と企業と市民が一体となった環境活動”として、SDGsの6つのゴールに対応するという。

メ~テレは、多くの人が集まる公園などでのごみの分別は、街の景観はもちろんのこと、リサイクルの促進、プラスチックごみによる海洋汚染防止などとともに、こどもたちへの啓発という意味でも重要だと考え、今回のプロジェクトを企画。SmaGOはすでに世界の主要都市で導入が進んでおり、国内では2020年から本格導入開始。東海エリアでは初の導入となる。