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TVerでのリアルタイム配信にPLAYの「STREAKS」と「KRONOS」を採用

編集部 2022/4/26 10:15

民放公式テレビ配信サービス「TVer」にて、2022年4月11日(月)夜から民放5系列揃ってリアルタイム配信(地上波同時配信)がスタート。この配信基盤として、株式会社PLAY(以下、PLAY)が提供するメディア向けオンラインビデオプラットフォーム(OVP)「STREAKS」を「TVer」が採用。同時配信向けのプレイアウトとして、クラウドプレイアウトサービス「KRONOS」が4系列(日本テレビ系・TBS系・テレビ朝日系・テレビ東京系)にて採用された。ターゲティング広告配信を伴う同時配信と追っかけ再生の実現は世界初となる。

メディア向けオンラインビデオプラットフォーム「STREAKS」は、国内のプレミアムコンテンツを配信するメディア企業に対して、OTT配信に必要なトータルワークフローを提供するオンラインビデオプラットフォーム。AI技術を活用したPer-Title Encodingや4K配信、SSAI、アドサーバーとの連携や、高度なコンテンツ保護など、高品質かつ高機能な配信に必要な機能を提供している。国内最大規模の配信実績を誇り高負荷を伴う大規模配信の実績が豊富なことから、特に大手メディア企業が採用している。

クラウドプレイアウトサービス「KRONOS」は、同時配信を含むインターネットでの24時間配信、および、ケーブルテレビ、衛星放送を実現するためのプレイアウトをパブリッククラウドで提供するサービス。放送さながらの複雑な編成構成や運用に対応し既存の地上放送設備との連携を行うことも可能。ライブ配信への広告挿入や蓋かぶせに利用される規格であるSCTE-35のsplice_insertやtime_signalを活用し、数秒程度の遅延でフレーム精度での進行を実現する唯一の仕組みが同時配信では活用されている。

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