27 FEB

テレビの利用者が増加傾向 J.D.パワー「2023年固定ブロードバンド回線サービス顧客満足度調査℠」

編集部 2023/2/27 17:00

CS(顧客満足度)に関する調査・コンサルティングの国際的な専門機関である株式会社J.D.パワージャパン(本社 東京都港区、代表取締役社長 山本浩二、略称 J.D.パワー)は、J.D.パワー 2023年固定ブロードバンド回線サービス顧客満足度調査℠の結果を発表する中で、「動画・映像サービスの視聴/投稿」の状況についても紹介。

固定インターネット回線の利用内容をみると、「動画・映像サービスの視聴/投稿」は3年前の調査(2020年2月発表)の53%から年々増加傾向にあったが、本調査では昨年と横ばいの59%にとどまった。昨秋からの行動制限の緩和や全国旅行支援の再開により、巣ごもり需要が一巡したことを背景に、動画サービスの増勢が一服した様子がうかがえる。

一方で、昨今のスマートテレビやストリーミングデバイスの利用拡大を背景に、テレビ画面での動画配信サービス視聴は増加傾向にある。固定インターネット回線に接続している機器をみると、「テレビ」は約4割にものぼり、2020年調査の29%より10ポイント以上増加していることが確認できた。視聴のタイミングやコンテンツを自分で選べることから、これまではスマートフォンやタブレット端末、パソコンで動画・映像サービスを視聴されることが多かったが、テレビ画面での視聴が進んでいることがうかがえた。

株式会社J.D.パワージャパン