ドリンク片手に“テレビの未来を語る”参加型企画セッション「After Hours!」<打合せ>レポ
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ドリンク片手に“テレビの未来を語る”参加型企画セッション「After Hours!」<打合せ>レポ

編集部 2018/11/2 11:25

11月14日(水)~16日(金)の3日間、幕張メッセで開催される音と映像と通信のプロフェッショナル展、Inter BEE2018。そのなかで行われる、放送と通信の融合を展示とプレゼンテーションで提案する「INTER BEE CONNECTED」では、開催期間中、ホール7特設ステージにて、連日様々なセッションが展開される。15日には、今回が初の試みとなる企画セッション「After Hours! ユーザ目線でのテレビの未来(仮)」(17時30分~19時30分)が予定されており、パネリストの1人である株式会社HAROiD 代表取締役社長 安藤聖泰氏に、同セッションの概要と見どころを伺った。

打ち合わせの様子

■テレビの未来はどうなる!? ユーザ目線で語らう新しいテレビの定義

新しい企画となる今回のセッションについて、安藤氏は「テレビ業界を巡る議論の中で、放送局側、広告主側の視点で議論することはあっても、ユーザ目線で語らう場はなかなかない。ユーザ自身も分かっていないニーズを堅苦しくない形で語らう新しいタイプのセッションになるに違いない!」と語る。

テレビを取り巻く環境は、インターネットやスマホの登場により瞬く間に変化しているが、一体その先には何が待ち受けるのだろうか。データを巡る動きは加速し、5Gの実用化も近づいている。安藤氏は、「こうした流れを受け、動画市場は拡大傾向にある。そんな中、“テレビ”の定義が曖昧になりつつある現状を受け止め、改めて“テレビ”の未来はどうなる? どうしたい? どうあるべきか? ということを、可能な限りユーザ目線で意識して話す場になれば」と、同セッションの内容に触れた。

■豪華登壇者が集う「After Hours! ユーザ目線でのテレビの未来(仮)」見どころ

安藤氏は同セッションの見どころについて、「登壇者の日頃置かれる立ち位置は比較的送り手側なので、果たしてどこまでユーザ目線で語れるのかが一つの見どころです(笑)」としながらも、「モデレーターの倉又氏、そしてパネリストたちは、普段から真剣にテレビのことを考え発信している方ばかり。事前打ち合わせでもかなり盛り上がり、私自身がとても勉強になりました。当日も忌憚ない意見が飛び交うと思うので、おそらく予定調和なセッションにはたぶんなりません!」とコメントした。そして登壇者についてと、安藤氏が各人に期待することも伺った。

●モデレーター:日本放送協会 放送総局デジタルセンター・副部長 倉又俊夫氏

「倉又さんといえばNHKだけではなく放送業界としてのデジタル&SNS&動画配信の先駆者であり、インターネットの同時配信試験など数々の偉業を成し遂げた方。今回モデレーターということで、倉又流パッションと腕に期待を寄せています」。

●パネリスト:株式会社博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所 所長 吉川昌孝氏

「吉川さんはInter BEE直前に、同社で『メディア イノベーション フォーラム2018』を開催するので、その内容も聞けるのではないかと楽しみにしています。同社ではメディア定点調査や生活者の実態といったことを長く研究されているので、ユーザ目線という点でも大いに参考になるのではないでしょうか」。

●パネリスト:株式会社テレビ東京ホールディングス コンテンツ戦略局 企画推進部長 蜷川新治郎氏

「TVerやParaviなど新しいことにも率先して取組み、まさに動画配信のど真ん中にいらっしゃるのが蜷川さんです。テレビの将来への思いも強いので、同セッションでもいつものようにたくさんお話してくださることを願っています」。

●パネリスト:株式会社NHKエンタープライズ 制作本部 番組開発 部長 河瀬大作氏

「河瀬さんはNHKでさまざまな番組制作に携わり、VRなど新しいチャレンジにもアクティブに取り組んでおられる方。吉川さんが生活者を俯瞰的に、蜷川さんはメディア側のあるべき姿をお話されるとすると、河瀬さんは作り手目線での意見が聞けると思うので、楽しみにしています」。

●会場側司会:コピーライター/メディアコンサルタント 境治氏

「今回は、聴講者のみなさんも参加できる企画セッションになっています。会場側にいる境さんには、みなさんに突撃インタビューしてもらう予定です。でも、それにビビって来ないはなしですよ(笑)」。

■INTER BEE CONNECTED史上初のドリンク飲みながらの参加型セッション

では、安藤氏が同セッションで伝えたいことについて尋ねてみると、「テレビの未来に関して言うと、今進んでいる動画配信のサービスモデルだけが本当に“未来”と言えるのだろうかと感じています。もしかすると、既存メディア(テレビ)を新しいメディア(スマホ)に輸出しただけではないか? ビジネスモデルも、既存メディアからきています。かつて新聞社が放送局を作りましたが、テレビで新聞を映すようなことはせず、テレビというデバイスに合った新しいモデルを作りました。そう考えると、テレビの未来もあるが、テレビの“次”を考えていくことが必要ではないかといったことを身勝手に投げかけてみたいですね」と話していた。

また、今回の“新しい取り組み”に関しては、「2つあります。1つは、聴講者が議論に参加できる、参加型のセッションを考えていること。そしてもう1つは、タイトルにも”After Hours!”とあるように、ステージをセットチェンジして、ドリンク(アルコール含む)も提供する予定です。円テーブルに着席していただく予定なので、参加者同士の交流が図れるのもこれまでにない面白さかと思います」。

この他、安藤氏は同日15日の16時からの企画セッション「「ショート動画」は テレビ局の次の主戦場になるか?」のモデレーターも務めている。このセッションについては、「単に短い尺の動画をショート動画と定義しているのではなく、自社のプラットフォームにこだわらない、複数のSNS・サイトに分散させながら広く拡散させていくことを目的とした動画をテーマにしています。様々な目的で、試行錯誤を繰り返しているテレビ局の方々とセッションを行うので、こちらもぜひ、お楽しみいただければと思います」。また。Inter BEEは、CONNECTEDの他にもINTER BEE IGNITION、INTER BEE CREATIVEほか様々な企画が用意されているが、全体の魅力として、「数年前から幕張メッセの全展示場を使用するようになったInter BEEは、年々盛り上がりを見せています。動画配信市場が拡大する今、テレビも含め、あらゆる人が集まる展示会になっているので、今年も非常に楽しみです」と語ってくれた。

企画セッション詳細をチェック

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