ローカル局横断「Local TV GoGo」狙うは新たなマネタイズ【民放ローカル局インタビュー後編】
ジャーナリスト 長谷川朋子
街ネタからグルメまで、各地の民放ローカル番組のコーナーVTRを繋いで並べた放送局横断のオムニバス番組が民放公式テレビ配信サービス「TVer」などで展開されている。「Local TV GoGo」というサービス名の実証実験として2024年12月23日から開始されたもので、ローカルコンテンツの再価値化を狙う取り組みだ。北海道から沖縄まで地上波民放55局が参加し、一般社団法人放送サービス高度化推進協会(A-PAB)の主体で実施している。これまでの手応えはいかに。プロジェクト中心メンバーの1人、北海道テレビ(HTB)東京支社編成業務部長の阿久津友紀氏が今後の課題を踏まえて語ってくれた。前編に続き、お伝えする。