映像メディアの価値を映す Screens

中京テレビと日本テレビが3日、中京テレビが開発したデータ放送通信コンテンツ「チュウキョ～くんランド」と連携して、関東エリアで「くもジローランド」をスタートすることを発表した。「くもジローランド」のサービスは同日より開始されている。系列局との連携は宮城テレビに続いて2局目。

「チュウキョ～くんランド」はテレビをインターネットに接続している視聴者を対象としたデータ放送の総合ゲームコンテンツです。中京テレビのコーポレートキャラクターを起用しており、「お子さんでも安心して遊ぶことができる」のがコンセプト。登録は無料（TVログインが必要）で、メインとなる育成ゲーム「チュリーをそだてよう」を始め、「チュウキョ～くんをさがせ」「チュウキョ～くんの倉庫番」「ケーキやさんごっこ」といった複数のゲームを楽しむことができる。

チュウキョ～くんランドのコンテンツは全てインターネット通信上にあり、ゲームコンテンツの企画、運用、デザインやプログラムの構築などは全て中京テレビで一括して行っている。そのため、中京テレビ以外の放送局は、放送波データ放送画面から入口を設置するだけで、同様のサービスが行えるように設計されている。この特色を生かし、日本テレビと共に、「くもジロー」をメインキャラクターとした「くもジローランド」をスタートした。。

本企画は、Wi-Fiなどの普及に伴い、テレビがインターネットにつながっていく時代において、「テレビに向かう習慣性の獲得」や、「ソーシャルなテレビの実現（エリア内でのランキングの表示）」を目指して、本線以外でも「テレビ視聴のきっかけ」となる“新たなテレビの楽しみ方を創ること”を目的としている。今後は、全国の放送局と連携して、会員数を増やすことで、企業タイアップのゲームなどを販売するビジネス化を目指していくとのこと。

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