映像メディアの価値を映す Screens

株式会社サイカ（本社：東京都千代田区）は、米大統領選の予測などで注目を集めるニューロサイエンス（脳科学テクノロジー）を取り扱う株式会社Spark Neuro Japan（本社；東京都渋谷区、以下SNJ）と業務提携をスタートすることを発表した。なお、SNJにとって、企業へのサービス提供促進を目的とする初めての業務提携となる。

本提携に伴い、統計解析による「広告の費用対効果の評価」と、脳波など生体信号の解析による「広告映像の調査および改善点の特定」を行い、動画広告の最適化を一気通貫で支援するサービスパッケージ「Neuro Journey（ニューロジャーニー）」の提供を開始する。

動画広告の市場が年々拡大し、次世代通信規格5Gの普及でさらに加速することが予想されるなか、オンライン・オフラインを横断する広告効果を調べるには多大な費用と時間がかかる。また、動画クリエイティブの評価は、主観的な調査手法（フォーカスグループ等）しかなく、企業にとって最適化が難しいのが現状だ。

そうした状況を背景に、「Neuro Journey（ニューロジャーニー）」は、オンライン・オフラインを横断した広告効果の評価から、クリエイティブの改善までを、定量的な分析・調査に基づいて一気通貫で行うことを目指す。

XICA magellan（サイカ マゼラン）による分析によって、テレビCM・動画広告などの広告施策の効果を可視化。それにより、特定の広告施策の効果が下がった要因が広告訴求内容にあると推測された場合、次に、SNJのサービスで広告接触者の属性とクリエイティブがマッチしているかなどを調査し、クリエイティブ改善の示唆を提出。最適な広告素材の製作を実現する。さらに、クリエイティブ改善後の再度の広告効果測定の結果で、クリエイティブの最適化の効果を検証することも可能だ。

サイカ マゼランは、サイカが開発した、ウェブ広告(リスティング広告、動画広告など)やテレビCM、交通広告など多種多様な広告効果を統合的に分析し、広告予算の最適な配分案を算出することで、企業の全体最適なマーケティング活動を支援するツール。

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