日本の地上波で初の取り組み!フジテレビ、クラウドサービスを活用した新「送出マスター」を稼働
12JUN

日本の地上波で初の取り組み!フジテレビ、クラウドサービスを活用した新「送出マスター」を稼働

編集部 2019/6/12 14:50

フジテレビは、“放送局の心臓部”とも言われる「送出マスター」のシステムを更新し、6月10日(月)に新マスターからの送出を開始した。新しいマスターは、クラウドサービスを活用しており、これは日本のテレビ局の地上波放送で初めての取り組みとなる。

新しい送出マスター

新マスターでは、総合コンテンツ管理システムにある番組データファイルを、放送前日にマスターに取り込み、スケジュールに合わせて放送する。

データファイルを使ってコンテンツ管理から送出管理までをシームレスに連携させることで、緊急放送対応や急な番組変更などの編成作業も、いままでのVTR管理に比べて容易に行えるようになった。加えて放送サービスだけでなく、近年盛んになっている動画配信などの放送以外のサービスでも番組コンテンツをそのままマルチユース活用できることになる。

フジテレビでは、地上波放送を皮切りに今後は随時、BSやCS放送も新「送出マスター」からの送出に切り替えていくことを予定している。すべての放送番組をデータファイル管理に変更することで、いままで放送波ごとにVTR納品しなくてはならなかった番組コンテンツを、データファイル一本の納品にすることができ、番組の制作・編集作業が大幅に効率化することが期待されている。さらに送出作業も、複数様式の番組コンテンツ管理が必要であった前マスターと比べて大幅に改善される見込みだ。

旧「送出マスター」イメージ図
新「送出マスター」イメージ図

◆新「送出マスター」稼働開始スケジュール
・2019年6月 地上波デジタル放送 送出稼働スタート
・2019年10月(予定) BS2Kデジタル放送 送出稼働スタート
・2020年2月(予定) CS ONE/TWO/NEXT 送出稼働スタート

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