映像メディアの価値を映す Screens

株式会社テレビ東京ホールディングス（本社:東京都港区、以下テレビ東京HD）は1日、株式会社ピースオブケイク（本社:東京都港区、以下ピースオブケイク）と、資本業務提携契約を締結したことを発表した。

ピースオブケイクは、⽉間1,000万⼈（2019年1⽉時点）のユニークユーザーを持つメディアプラットフォーム「note」やコンテンツ配信サイト「cakes」を運営。アニメ、⼩説などのクリエーターがコンテンツを発信し、ファンと繋がるプラットフォーマーとして急拡⼤している。

今回の提携は、テレビ東京の放送と「note」という新たなメディアを双⽅向で活⽤し、放送とインターネットが融合した世界で新たなタイプのコンテンツを⽣み出していくのが最⼤の狙い。また、両社の緊密な協⼒関係を明確にする狙いで、テレビ東京HDはピースオブケイクに約3％出資。これにより、両社はコンテンツ制作について優先的に協⼒し合うことを確認し、企業価値の向上につながるウィンウィンの関係を築き上げていくとのこと。具体的には、下記のような施策を検討中。

・良質なクリエーターやユーザーが集まる「note」を通じ、テレビ東京が放送、配信する作品を発掘
その第⼀弾として幻冬舎も含めた 3 社によるコミック・エッセイ投稿コンテストを開催。4200 作品余りからグランプリ作品や特別賞などを選定してく。

・テレビ番組を作り上げる過程でも、「note」を活⽤し、ユーザー参加型のコンテンツ制作などにつなげる

・出来上がったコンテンツについて「note」を通じた新たな宣伝⼿法などを開発していく
軌道に乗れば、年内にも放送と通信を融合した新たなタイプの共同制作コンテンツを発信したいと考えている。

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