映像メディアの価値を映す Screens

TVISION INSIGHTS株式会社（以下、TVISION）は、暖かくなる4月頃から出荷量が増加するアルコール類のCMに注目し、2021年1～3月におけるビールCMランキングと発泡酒・新ジャンルCMのランキングを発表した。本ランキングは、テレビCMのクリエイティブをアテンションで評価するTVISION独自の指標「Cスコア」にて算出している。（Cスコア詳細は本文に記載）

ビールカテゴリーの1位は同スコアで、キリンビール「一番搾り『糖質ゼロ 木村佳乃 鳥の手羽先』篇」とHome Tap「最初の一杯」篇。3位にもHome Tapのバージョン違いの「登場」篇がランクイン。発泡酒・新ジャンルカテゴリーの1位はキリンビール「本麒麟『目隠し 2021』篇」となり、2位はサントリーの「金麦『糖質75%オフ 仕事終わりに飲みたーーい』篇」、3位も2位と同じく金麦がランクインした。

ビールランキングで1位となったキリンビールの2つのCMを、毎秒でどのような見られ方の違いがあるのかを比較してみた。「一番絞り」では、注視の山が前半にきている「Home Tap」は、平均的に注視があり、中盤に山がきている。このようにCスコアは同じでも見られ方に違いがあることが分かった。

＜Cスコアの概要＞

■Cスコアとは：テレビCMのクリエイティブをアテンションで評価する指標

■特徴：CMが放送された時間帯の影響を排除し、クリエイティブの純粋な見られ方を評価できるよう設計、Cスコアは平均値が100となるように算出している。

1.CM投下枠の効果を排除し、純粋なテレビCMクリエイティブの評価が可能

2.クリエイティブがターゲット層に注視されているかどうかが評価できる。

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