広島テレビ、廿日市市・大竹市・福山市と防災パートナーシップ協定を締結
編集部
広島テレビ放送株式会社（本社：広島市東区）は開局60年の記念事業「いま動こう！みんなで防災PROJECT」で、2021年12月22日に廿日市市・大竹市、2021年12月23日に福山市と防災パートナーシップ協定を締結した。防災や減災対策に連携して取り組むほか、災害の映像データの提供、放送や通信を通じた情報発信を行っていく。
これで広島県と県内19市町と協定を結んだこととなり、残り4市町との協定は年度内の締結を目指すという。
＜廿日市市 松本太郎市長のコメント＞
災害からの被害を最小限に抑えるためには、自治体からの迅速な情報の発信とともに、住民が自らの判断で的確な避難行動をとることができるよう、平常時からの『自助』『共助』の防災意識を高めるための取り組みが重要となります。このたび大きな情報発信力をお持ちである広島テレビ放送株式会社様と、緊急時や災害時の情報発信や、平常時における防災対策への取り組みについて、『防災パートナーシップに関する協定』を締結できたことは、本市においても、大変心強く思っているところでございます。この協定を機会に、連携を深め、本市の防災力の強化に取り組んで参りたいと考えておりますので、引き続き、ご理解とご協力をいただきますようお願い申しあげます。
＜大竹市 入山欣郎市長のコメント＞
近年は、100年に一度と言われるような規模の災害が、毎年のように発生しています。最近では大きな地震も各地で発生し、防災への意識が一段と高まっているように感じています。広島テレビ放送株式会社におかれましては、現在、『いま動こう、みんなで防災プロジェクト』のもと、特別番組の放送やイベントの開催など、様々な防災・減災のお取組みを実施しておられます。また、市民の皆様にとりましてもなじみ深い、テレビ放送に加え、動画配信やSNSなど強い発信力と影響力をお持ちでございます。この度、協定を締結できましたことで、災害時の連携はもとより、市民の皆様の防災意識の向上にもつながるものと大変心強く感じますとともに、期待をいたしております。
＜福山市 枝広直幹市長のコメント＞
このたびは、広島テレビ放送株式会社様から『防災パートナーシップに関する協定』について、 ご協力をいただけることに心から感謝申し上げます。広島テレビ放送株式会社様におかれましては、迅速な防災情報発信、平常時の防災対策や啓発活動に取り組むなど市民の安全確保に資する情報発信をして頂けることになっています。災害が発生したときに、被害を最小限に食い止めるためには、自助、共助、公助の連携と役割分担が重要であり、行政機関はもとより市民や企業の方々にもご理解とご協力を得る中で、常日頃から社会全体で災害に備える必要があると考えております。このたび、協定の締結に至りましたことは、安心・安全に生活できる地域づくりを推進していく上で、大変心強く感じているところであります。