「タイムCM」と「スポットCM」を区分した「TV-CM メタデータ」の提供がスタート
編集部
テレビの放送内容をテキスト化する「TVメタデータ」の提供で知られる株式会社 エム・データは24日、テレビCMにおける「タイムCM」と「スポットCM」を区分する「TV-CM メタデータ」の提供を開始したことを発表。
テレビCMを、
・番組スポンサーのCMである「タイム」
・番組内で流れる番組スポンサー以外のCMである「スポット(パーティシペーション)」
・番組と番組の間で流れるCMである「スポット(ステーションブレイク)」
の3つに区分して収集。「TV番組メタデータ(提供スポンサーデータ)」と組み合わせて判定することで、より高い精度のデータ収集を実現する。この区分の付与により、自社や競合他社のTV-CM出稿状況の調査・分析の質と幅が向上し、マーケティングデータとしてより活用的となった。

「タイムCM・スポットCM」を区分したデータは、2017年7月1日午前0時以降の関東エリア(在京キー局)のTV-CMメタデータからが対象となり、今後は中京エリアと関西エリアへの拡大を予定している。
また、エム・データが提供しているクラウド型TVビッグデータ分析サービスである「TV Rank」にも「タイム・スポット分析サービス(仮称)」として実装される予定だ。