映像メディアの価値を映す Screens

広島テレビ放送株式会社（本社：広島市東区）は、広島市教育委員会の協力を得て、『広島テレビ平和教材』を作成。広島テレビが開局以来制作してきたドキュメンタリー番組を「学校教育」で活用するための取り組みで、開局60年記念事業の一環にもなっている。

6月17日から広島県内すべての小・中・高等学校で利用が可能で、年内には全国の小・中・高等学校にも公開されるという。今後、英語版なども制作し、ヒロシマの想いを海外の教育現場にも届けていく予定。若い世代がヒロシマを学び、平和な世界を実現していくことに微力ながら貢献していく方針。

■『広島テレビ平和教材』について

広島テレビは、広島市教育委員会の協力のもとで、過去のドキュメンタリー番組の中から、小学3年から高校3年まで、学年ごとに平和教材としてふさわしいテーマを選び、再編集し、あわせて授業等の指針となる「学習指導案」を作成した。

例） 高校2年生
番組： 『原爆資料館～ヒロシマを遺す～』 （2019年放送）
学習のねらい： 原爆資料館に関わる人の思いを受け止め、平和の実現のために資料館が果たす役割について考えることで、平和を希求する態度を育む

「動画」と「学習指導案」などを広島テレビのホームページで公開。教職員がアクセスし、授業や平和教育活動で利用が可能となっている。（※アクセスは登録した学校関係者限定）