MBS、「安倍晋三元総理大臣銃撃」事件に関する特設WEBサイトを公開
編集部
毎日放送（MBS）は、2022年7月8日に奈良市で起きた「安倍晋三元総理大臣銃撃」事件に関する特設WEBサイトを2023年1月10日からMBSニュースの公式ホームページ内（PCサイトとスマートフォンサイト）で公開し、情報発信を行っている。
11時32分、消防に一報「高齢男性拳銃で撃たれ心肺停止状態」。撃たれたのは、遊説中の安倍晋三元総理、参院選投開票の2日前だった。男はどのようにして数メートル後方まで接近でき、「問題があった」とされた警備の空白とは、どういう環境だったのか。
MBSは、総理経験者が、選挙の応援演説中に銃撃されるという重大事案を多角的に検証し映像として残すことは、報道機関としての重要な使命と考え、特設サイトを公開した。
事件現場は「大和西大寺北口駅前広場」整備事業の対象地であり、奈良市が慰霊碑などを設置せず予定通り整備することを決定した。すでにガードレールは撤去、2023年3月には車道になる。地元報道機関として、様相が変わる事件現場を記録し、特設サイトの内容当サイトでは、演説を聞いていた男が歩道を動き始めてから、元総理への発砲、警察官に確保されるまでの75秒の動画を、3つの視点（元総理視点、男の視点、俯瞰視点）で作成した。各動画は時系列で連携されているため、ユーザーは任意に3つの視点を切り替えて閲覧でき、それぞれの向きから事件当時の状況が確認できる。作成にあたっては、360度（全方位）カメラと一人称カメラで現場周辺を改めて撮影し、CGで人物や重要な事象（シーン）を合成した。
■閲覧に当たっての注意
警察庁の「警護警備に関する検証」報告書と取材等を基に動画を再現し、内容には現場の実写に加えて、CGで再現した発砲シーンと発砲音が含まれます（音のON・OFFは選択可）。閲覧する際は上記内容が含まれることをご理解し、同意いただく必要があります。