CREAVE、総再生回数4億回超突破『マジ明日』に見るショートドラマ戦略を徹底解説
編集部
株式会社ガイアックスの子会社である株式会社CREAVE(以下、CREAVE)は、視聴者が物語に自然に入り込み、ブランド体験できるバーチャルショートドラマ(VSD)形式の自社IP『本気出すのは明日から。“マジ明日”』を展開している。さらに開始5ヶ月で総再生回数3億回・SNSフォロワー20万人突破という実績を背景に、「ショートドラマ戦略セミナー」を開催し、セミナーレポートを公開した。
セミナーレポート:https://creave.co.jp/column/seminar-20250930/#download
セミナーアーカイブ視聴:https://gaiax-socialmedialab.jp/seminar/post-153987/
「Z世代に届けるには?4億回再生『マジ明日』に見るショートドラマ戦略を徹底解説」(ブログ解説記事)
https://www.gaiax.co.jp/blog/short-drama-strategy/
■ショートドラマ市場の急拡大と新しい広告
ショートドラマとは、スマートフォン向けの縦型フォーマットで制作された、1〜3分程度の短尺ドラマのこと。2021年頃から注目され、2024年には大手テレビ局やスタートアップの参入も相次ぎ、「2026年には日本国内のショートドラマ市場は1,530億円規模に達する」と予測されており、映画興行と肩を並べる市場規模への成長が見込まれている。
■『マジ明日』が採用するVSD(バーチャルショートドラマ)戦略とは?
VSD(バーチャルショートドラマ)とは、視聴者が物語の中に入り込むような没入感を与えるショートドラマ。各エピソードは独立しながらも共通の登場人物と世界観を持ち、シリーズ全体でひとつの物語を描き、視聴者はその世界の住人として、日常的にストーリーと関わり続けることができる。そのため、固定キャラ、ワンカットというのが特徴となる。
商品・サービスを知ってもらう、好きになってもらうには、刺激よりも頻度が重要になる。人は、何度も経験することをパターン化し記憶するため、記憶の定着には一過性の話題よりも何度も情報を届け、好意形成をしていくことが重要になる。(単純接触効果=繰り返し接すると好意度や印象が高まる心理学効果。1968年、アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスが論文で発表)
『マジ明日』ではVSD戦略を採用。その結果、スピード感のあるコアファン獲得を実現している。
ファンベースのブランド認知・ロイヤリティ形成はもちろん、キャラクター・ストーリーを軸に展開することで、コラボ施策・グッズ化・イベント連動など二次展開がしやすい点も特徴となる。単なる一過性の広告コンテンツにとどまらず、自社IPとしてファンとともに育つ長期的な資産になり、短期的な価値・長期的なブランド価値の蓄積の両立ができる。
■物語の“連続性”がファンを惹きつける
『マジ明日』は、登場人物と舞台を固定しながら継続展開することで、視聴者とブランドの関係を日常化。CREAVEは「何回見られたか」より「どんな会話が生まれたか」を重視し、コメントの量と熱量を最大の指標としている。
■ブランドを<IP>に変えるという発想
※ファンダムとは:「fan」(ファン)と「dom」(勢力範囲)を組み合わせた言葉で、特定の人物、作品、ブランドなどに対する熱心なファンの集団や、彼らが生み出す独自の文化を指す。ファン同士の強い結びつきや共通の価値観を持ち、SNSなどを通じて活発に交流・活動することが特徴。
■セミナーアーカイブと無料プロット制作キャンペーン
本セミナーの録画配信はCREAVE公式サイトにて10月30日まで公開中。撮影設計・キャスティング・編集ディレクション・ブランド連携の裏側まで、制作ノウハウが体系的に紹介されている。『マジ明日』の事例を題材に作品の認知から自然なブランド認知へ導くためのショートドラマ戦略について解説する。