週間テレビ番組注目度ランキング【11月10日(月)~11月16日(日)】
REVISIO株式会社
「REVISIO株式会社」(よみ:リビジオ)では、テレビの前にいる人のうち、テレビ画面にくぎづけになっていた(視線を向けていた)人の割合がわかる「注目度」を用いて、「個人全体」ならびにREVISIOで定義した「コア視聴層(男女13歳~49歳)」のテレビ番組ランキングを公開している。
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■2025年11月10日(月)〜2025年11月16日(日)
コア視聴層(男女13歳~49歳)
個人全体
11月10日から16日の週間テレビ番組注目度ランキングは、個人全体の上位でドラマ作品が存在感を示す結果となった。3位にテレビ朝日「緊急取調室」、4位にTBS日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」が入るなど、連続ドラマが安定した注目度を獲得している。
秋クールのドラマが物語の中盤に入り、登場人物の関係性や展開が深まる時期を迎えたことが、視聴者の関心を引きつける要因となったといえるだろう。
一方、トップ10圏内には7位から9位にかけてバラエティの特番が並んだ。特に7位の「週刊さんまとマツコ特大号」では婚活をテーマにした企画を展開し、カリスマ婚活アドバイザーによる指導や全国のご当地キャバ嬢の私生活に密着するなど、多角的な切り口で恋愛や結婚という普遍的なテーマを扱った。さんまとマツコという二人のMCが、婚活という身近なテーマに独特の語り口で切り込み、視聴者の共感と笑いを同時に引き出す内容となっている。
コア視聴層のランキングでは、金曜ロードショー「バケモノの子」が4位に入り62.1%の注目度を記録した。個人全体ではトップ10圏外となる中、コア視聴層で上位に入ったことは、この作品が若年層に支持されている様子を示す結果となっている。
■TBS 11月11日(火)22:00 『火曜ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」』
・コア視聴層/2位 注目度:64.7%
・個人全体/5位 注目度:66.1%
本作は谷口菜津子の同名漫画を原作とし、夏帆と竹内涼真がW主演を務めるロマンスコメディである。第6話では、新恋人のミナトから突然別れを告げられた主人公・山岸鮎美(夏帆)が、誰にも告げずに一人暮らしを始める展開が描かれた。
一方、元恋人の海老原勝男(竹内涼真)は料理の腕を上げ続け、椿(中条あやみ)のホームパーティーに手作りの小籠包を持参する。勝男は「まず初めは塩だけで食べてみてください」と力説するが、気まずい空気を作ってしまった。
パーティー後、図書館で偶然再会した鮎美と勝男は、屋外のテラスで余った小籠包を一緒に食べることになる。「何も食べてなくてふらふらする」という鮎美に、勝男がクーラーボックスから小籠包を取り出した。鮎美が「おいしい」と驚いた表情を見せると、勝男は思わずガッツポーズをする姿が印象的だった。
「別れても私、何も変われなかった」と打ち明ける鮎美に対し、勝男は「鮎美はばかでもみじめでもない。俺と一緒にいるときからずっと」と言い切る。せいろについた小籠包の皮まで集めて食べる二人の姿が印象的な回となった。この展開に視聴者からは「勝男、どんどんいい人になって行くね」「早くヨリ戻して、幸せになってほしい」といった声が寄せられている。
TVerで見逃し配信中:https://tver.jp/series/srp2094kb1
■テレビ朝日 11月13日(木)19:00 『徹子&純次&良純の世界衝撃映像の会』
・個人全体/8位 注目度:63.0%
黒柳徹子、高田純次、石原良純の3人がMCを務める人気シリーズの第5弾。今回は増加傾向にあるモバイルバッテリーの発火事故映像や、下水道作業中の男性に向かって牛が突進する映像などが取り上げられた。
特に注目を集めたのは世界各地での熊出没映像だ。ピクニック中の親子の前に突然現れる熊、ゴミ箱から顔を出す熊、帰宅した子どもたちの目の前に現れる熊など、さまざまなシーンが紹介された。台所で熊が冷蔵庫の扉を開けてラザニアを持ち去る映像には、ゲストの井森美幸が「何のためらいもない。初めてじゃなさそう」と驚きの声を上げた。
番組後半では、53年前の初代パンダ来日の裏側を特集した。日本パンダ保護協会の名誉会長でもある黒柳が、子どもの頃から大切にしているパンダのぬいぐるみを持参し、当時の思い出を語った。知識や資料がほぼない状態で飼育に取り組んだ担当者たちの奮闘や、パンダが体調を崩して危機的状況に陥った緊急事態のエピソードが紹介され、意外な裏話が視聴者の注目を集めた。
※TVerの配信URLは11月20日時点での情報です。見逃し配信が終了している場合があります。
