TBS・WOWOW、映像・音声・制御信号伝送ソフトウェア「Live Multi Studio」をアップデート。中継サーバー「Weaver」を導入
編集部
TBSテレビとWOWOWが共同開発した映像・音声・制御信号伝送ソフトウェア「Live Multi Studio」(以下「LMS」)が、2026年6月29日にアップデートを行った。今回の注目ポイントは中継サーバー機能「Weaver」の導入。これまで接続が困難な条件下だったネットワーク環境でもつながりやすくなる、革新的な機能だ。合わせて、今回のアップデート内容を紹介するオンラインセミナーが開催される。新機能や変更点などについて、デモを交えて詳しく解説される予定で、LMSの活用方法を知る絶好の機会となっている。
■Live Multi Studioとは
TBSとWOWOWが共同で開発した独自プロトコルによる映像・音声・制御信号伝送ソフトウェアである。放送現場の要求水準を満たす品質の高さにより、映像制作分野をはじめ、メディアアート、VTuberイベントなど、さまざまな分野で多くの利用実績を重ねている。
<LMSの主な特長>
・公衆インターネット網で、ポートの開放等を意識せず、簡単に接続
・遠隔からでも違和感なく、機器操作が行なえる超低遅延環境を提供
・ネットワークの乱れによる映像信号の欠落や揺らぎを修復
・映像や音声以外にも、制御信号を送受信することが可能
<公式サイト> https://livemulti.jp/studio/
■ver1.6.0アップデート概要
Desktopアプリ、iOSアプリ、TouchDesignerプラグイン、PDT-FP1用アプリ(ver1.1.0)それぞれに対して、中継サーバー「Weaver」をはじめとする機能追加や改善を行った。
●中継サーバー「Weaver」の導入 これまでのP2P接続において、特に対称性NATなどのネットワーク環境が起因して接続が困難だったケースでも、Weaverを経由させることで接続できるようになる。
●iOSアプリのUIを大幅刷新 より視認性が高く、操作しやすいインターフェースに進化。中継や配信の現場では、必要な機能にすばやくアクセスできることが作業効率や安定運用に直結する。新しいUIは実運用での使いやすさを重視しており、より直感的な操作が可能になる。
その他、iPhone/iPadコントロールにおけるレンズ切り替え、iOS端末の通話着信時の映像伝送継続など、現場での使いやすさを高める改良を施している。
オンラインセミナー開催のお知らせ
タイトル:【もう「つながらない」で悩まない】LMS v1.6.0アップデート:中継サーバー導入と進化したiOS UIの全貌
開催日:2026年7月13日(月) 13:00~14:00
参加費:無料
視聴方法:オンライン配信(Zoom)
申込ページ:https://tbs-lms-web5.peatix.com/
LMSをすでに利用している人はもちろん、映像伝送や中継・配信制作の効率化に関心のある人も参加できる。