映像メディアの価値を映す Screens

フジテレビは11月8日、Amazonが提供するクラウドベースの音声サービス『Amazon Alexa』に対応するスキルの第1弾として、番組情報を知らせる『フジテレビスキル』を提供することを発表した。

Amazon Alexaは、招待制で11月13日の週から日本でも発売することが決まったスマートスピーカー『Amazon Echo』などを支える頭脳。海外で爆発的な人気を集めているAmazon Echoの発売は今話題を呼んでいる。

スマートスピーカーとは、無線通信接続機能と音声操作のアシスタント機能を持つスピーカーで、クラウド上に構築される音声サービスと対話することによりさまざまな機能を実現するユーザーインターフェース。使われることで賢く進化し、ユーザーの利便性も高まる、多くの企業が注目する最新機器だ。

今回フジテレビが提供を発表したのは『フジテレビスキル』。“スキル”とは、Alexaに話しかけるだけで利用できる機能のことで、世界中の開発者がさまざまなサービスやツールを開発している。
『フジテレビスキル』では、Alexaに話しかけることによってハンズフリーの音声サービスで同局の番組情報が確認できる。「アレクサ、フジテレビで今やっている番組を教えて」「アレクサ、フジテレビのあす夜9時の番組は？」などと話しかけると、該当する番組情報が聞けるという仕組みだ。

本サービスはAmazon Echoの出荷開始より順次、提供が開始される。