映像メディアの価値を映す Screens

サイバーエージェント（以下CA）は29日、グノシーと合弁会社VIDPOOLを設立することを発表した。

CAはこれまでも、今後もさらなる成長が見込まれる動画広告市場へのシェア拡大を目指して、専門組織「オンラインビデオ総研」を通じた動画広告の研究・調査や、動画広告の販売に特化した専門組織による販売体制の強化のほか、高画質なタテ型動画アドネットワーク「LODEO」の開発・提供などを行ってきた。

今回、CAは情報キュレーションアプリ「グノシー」を主軸としたオリジナルライブ動画コンテンツを企画制作・配信し、複数アプリのプラットフォームを持つグノシーと協業し、両社の強みを活かすために今回の合弁会社を設立。動画広告におけるユーザーとの接点で最も重要となるアドフォーマットの独自性にこだわったサービスを開発、市場展開を目指すのがねらいだ。

VIDPOOLでは、情報キュレーションアプリ「グノシー」内のインストリーム広告在庫などを中心とする、インストリーム型動画アドネットワーク（サービス名は「VIDPOOL Ad Platform」）の販売を行う。本サービスの提供により、「グノシー」における動画コンテンツ内で配信する広告は、「グノシーQ」等の番組とコラボレーションしたタイアップ型広告のほか、動画視聴前に配信される「プレロール」、動画視聴後に配信される「ポストロール」などに拡充。CAは「LODEO」を通じて培ってきた動画広告の配信技術を活かし、さらにインストリーム型動画に特化した配信の最適化技術やアドフォーマットの研究・開発を行うとともに、「VIDPOOL」へ技術提供を行う。。

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