映像メディアの価値を映す Screens

株式会社博報堂ＤＹメディアパートナーズ（本社：東京都港区）、株式会社博報堂ＤＹデジタル（本社：東京都港区）、株式会社博報堂ＤＹホールディングス（本社：東京都港区）は16日、TVCMとオンライン動画広告をかけ合わせて広告効果を予測するプラニングツール「TV Cross Simulator」の機能アップデートとして、Instagram動画広告への対応を開始したことを発表した。

「TV Cross Simulator」とは、TVCMとオンライン動画広告それぞれの最適な出稿パターンをシミュレーションする、博報堂ＤＹグループオリジナルのツール。TVCMの出稿パターン、ターゲット層（性別や年齢など）、業種など10種類以上のパラメーターを設定することで、キャンペーンのターゲットリーチ効率や広告認知率などを最適化させることが可能だ。博報堂ＤＹグループはこのツールの提供を2015年に開始し、以来、主要なプラットフォーム／デジタルメディアと連携させ、さまざまな動画広告メニューを追加してきた。

今回の機能アップデートでは、インフィード型動画広告を提供する主要なプラットフォームであるInstagramとの連携が実現。TVCMとInstagram、さらには既に対応済みのFacebookもかけ合わせた3メディアのクロスメディアプラニングが可能となり、ターゲットリーチ獲得や商品認知向上等のブランディング指標において、より効果的な広告の出稿提案ができるように。Instagramの追加に当たっては、フェイスブック ジャパン、株式会社ビデオリサーチインタラクティブ、データサイエンス事業の株式会社デルタバリューズの調査・協力のもとで行っているとのこと。

今後も同グループは、「TV Cross Simulator」の機能アップデートなどを通じてより効果的な広告出稿を広告主企業に提案していくとともに、長年培ってきたTVCMに関する広告枠の運用と、最先端のオンライン動画広告を組み合わせ、広告投資効果をさらに最大化するソリューションを提供していく方針だ。

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