映像メディアの価値を映す Screens

株式会社日テレ・テクニカル・リソーシズ（以下、NiTRo）は、クラウドを利用したテロップ編集システムに株式会社朋栄（以下、朋栄）のVWSシステムを採用し、運用を開始した。

NiTRoでは株式会社フォアキャスト・コミュニケーションズ（以下、フォアキャスト・コミュニケーションズ）と共同開発中のクラウドビデオ編集プラットフォームを活用し、朋栄と共同でクラウド上にテロップ編集システムを構築した。これにより、大規模な放送用テロップ編集システムが不要となり、番組制作に関わるスタッフを利用場所依存から開放し、ポストプロダクションのDXを進める第一歩となった。

NiTRoが持つ40年近くにわたり培ってきたビデオ編集の知見と、朋栄が50年培ってきた放送技術開発のノウハウを組み合わせ、出社からの開放、弾力性のあるインフラ、安全・安心の担保の3つの観点で新たな価値の創造を目指す。

■出社からの開放

・インターネットへの接続環境が用意できれば、時間と場所にとらわれない利用が可能
・在宅勤務などの活用で働き方の自由度が大幅に向上
・一時的に設備やエディターを増員したいイベント等への対応などにも利用可能

■弾力性のあるインフラ

・クラウドシステムはオンプレミスのシステムと連携が可能
・出社と在宅勤務両方の編集作業に同時に対応できるハイブリッド環境を提供
・テロップ編集作業に自由度の高い働き方を提示でき、生産性の向上に寄与する

■安全・安心の担保

・テロップ編集を可能にしたことにより、編集時に人が集まる必要がなく、感染症等へのリスクを最小限に留めることが可能
・やり取りするデータを全て暗号化しているため、漏洩などのセキュリティリスクも排除できる

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