映像メディアの価値を映す Screens

読売テレビが、読売新聞社・報知新聞社・読売ゴルフと共同主催で毎年開催している「循環器病チャリティーゴルフ」。今年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、大会は中止。「withコロナ時代における循環器病対策について」と題した特別医療セミナーを、オンラインにて10月4日（月）に開催した。

セミナーは、国立循環器病研究センターの飯原弘二病院長を講師に迎えて、読売テレビ10hallから配信。講演はおよそ1時間にわたり、新型コロナウイルス感染と脳卒中や、急性心筋梗塞との関係を例に挙げて、イラストやデータなども交えながらわかりやすく解説された。

続いてチャリティー基金贈呈式が催され、循環器病チャリティーゴルフ運営委員会委員長の大橋善光読売テレビ代表取締役社長から、公益財団法人循環器病研究振興財団の北村惣一郎理事長にチャリティー基金の1000万円が贈呈された。

「循環器病チャリティーゴルフ」は、循環器にまつわる生活習慣病への一層の対策促進と啓発活動を目的として行われ、毎年、関西の財界や医学会の著名人らが参加。これまでの33回の大会で総額およそ3億5500万円が寄付された。寄付金は、がんとともに日本人の死因の上位を占めている、脳卒中や心臓病などの循環器病治療の研究や、予防法を啓発する冊子「循環器病あれこれ」の作成などに活用されている。

読売テレビでは、今回のセミナーの模様を中心に「循環器病Q＆A」などを加えて、循環器病征圧に取り組む国立循環器病研究センターの活動をわかりやすく紹介し、循環器病対策促進と啓発活動に貢献する番組を放送する予定。