メ~テレが53年前に寄贈した“栄の噴水”がリニューアル
編集部
メ~テレ(名古屋テレビ放送)は、2022年4月に開局60周年を迎えることを記念して、今年2月から、1969年にメ~テレが名古屋市に寄贈した、久屋大通公園の噴水「希望の泉」の修繕工事を、一般社団法人「塗魂インターナショナル」(愛知・春日井市)の協力の下で行っている。メ~テレの「6 チャンネル」と「60周年」にちなみ、6月6日(月)に記念式典を開催予定だ。
竣工当時の「希望の泉」
この「希望の泉」は 1969年に名古屋放送(現・メ~テレ)が建設し、名古屋市に寄贈。当時から社是として掲げていた「地域貢献」の一環として、市民の憩いの場になるようにと建設したものとなっている。直径20mの噴水池の上に3枚の円形盤を組み合わせ、当時全国でも珍しい「越流滝方式」を採用した大噴水だ。
しかし、1993年に名古屋市が大規模修繕して以降、大きな修繕作業が行われておらず、塗装がはがれるなど老朽化の一途をたどっており、メ~テレは開局60周年を迎えるにあたり、この「希望の泉」を引き続き生活者に愛して頂きたい、魅力的で住み続けられるまちづくりに貢献したいという考えから、一般社団法人「塗魂インターナショナル」の協力の下、今年2月から塗装や壁面などの修繕工事を行っている。(工期:2月14日~6月6日 ※予定)
修繕工事の様子
また、5月28日(土)には、「希望の泉」の近くの幼稚園に通う園児らあわせて30人ほどが塗装の手伝いが行われる予定(※新型コロナウイルスの感染状況によって予定が変更になる場合があります)。
その後、6月6日(月)午前中に「希望の泉」で記念式典が開催予定。メ~テレ狩野隆也社長が、「再生プロジェクト」に協力した企業の代表者へ感謝状の贈呈のほか、テープカットや記念撮影等が予定されている。