スイッチメディア×ノバセル、広告主向けにテレビCMの効果をリーチとレスポンスの両方で計測する共同パッケージを提供開始
編集部
クラウド型テレビCM出稿分析サービス「TVAL」を運営する株式会社スイッチメディア（本社：東京都港区、以下「スイッチメディア」）は、運用型テレビCMサービスを中心に「マーケティングプラットフォーム」を運営するラクスルグループのノバセル株式会社（本社：東京都品川区、以下「ノバセル」）と、両社のサービスを用いてリーチとレスポンスの両立を実現する共同パッケージの提供を開始した。
両社サービスの共同提供の背景
様々な効果を期待するテレビCMにおいて、その効果を明確に示す指標を1つに特定することは難しく、多くの企業が悩みを抱えている。
「テレビCMの効果をどんな指標で計測すべきなのか」
こうした悩みを解決するために、スイッチメディアとノバセルの両社は長く議論してきたという。
スイッチメディアは、テレビCMを“届けたい人”に“適切な回数”届けけられたのかどうかを人数ベースで示す「エフェクティブリーチ」を指標としてテレビCMの効果改善に取り組んできた。
一方、ノバセルは、CM放映後の「指名検索数」やサイト訪問数、コンバージョン等の「レスポンス」を指標として効果測定し、高速で検証を回すことでテレビCMの広告効果を最大化することに取り組んできた。
この両社のサービスそれぞれの長所を同時に活用してもらうために、スイッチメディアとノバセルは「リーチ」と「レスポンス」の両立した分析サービスとして共同パッケージの提供を開始。それぞれの指標を併せて見ることでキャンペーン効果を多角的に評価でき、課題をより正確に把握し、改善の打ち手を示すことができるようになるという。
両社サービス共同パッケージの提供内容
クラウド型テレビCM出稿分析サービス「TVAL」と運用型テレビCM分析サービス「ノバセル トレンド」、「ノバセル アナリティクス」をセット割引で提供する。
両社の共同パッケージでは、「TVAL」の多面的な属性情報から絞り込んだターゲットのテレビ視聴データに加え、「ノバセル」の放映後の指名検索、サイトコンバージョン等のレスポンスの情報を組み合わせることで、確度高くCM効果の高い番組枠を特定し、より精度の高いCM出稿適正化のアプローチを可能にする。
また、それぞれのサービスでの分析結果をもとに分析レポートも作成し提供するという。
■スイッチメディアについて
株式会社スイッチメディア（本社：東京都港区）は、国内最大規模のテレビ視聴パネルから独自に収集したテレビ視聴データを保有していることを強みとし、多面的な切り口の属性情報によりターゲットを絞り込み、テレビCM視聴と商品購入の関係性を分析して売上につなげるクラウド型テレビCM出稿分析サービス「TVAL」およびリアルタイムにテレビ視聴データを分析できる「SMART」の開発・運営を行っている。
■ノバセルについて
「ノバセル」は、誰しもが正しい効果を把握し、マーケティングを使いこなせることで、世の中のサービスが成長できる世界を創ることを目指し、企業が成長するために必要なソリューションを多数展開する「マーケティングプラットフォーム」。その基盤は、ラクスルが5年で30倍の売上を向上させた事業会社としてのノウハウにある。
ノバセルは、「指名検索数」というレスポンスを重要な指標に掲げ、デジタルマーケティングの手法をテレビCMと融合し、広告効果を可視化することで、運用型テレビCM市場を開拓。「属人的な判断とアナログ業務をなくし、効率化することで余分なコストを抑え、投資対効果を最大化するためのさまざまなサービスを提供する。