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UHB北海道文化放送は、2021年12月にドキュメンタリー番組として放送し、数々の賞を受賞した話題作『無理しない ケガしない 明日も仕事！新根室プロレス物語』。この度、追加取材を経て、俳優の安田顕をナレーターに迎え映画化することを発表。UHB北海道文化放送が映画を企画制作し、商業映画として全国公開に乗り出すのは初めての試みとなる。

本作は、北海道・根室市でサムソン宮本を中心に結成されたアマチュアプロレス団体である「新根室プロレス」の物語。最果ての街のしがないフツーのおじさんたちがヤフオクでリングを買うという暴挙に出て、団体を設立。地域を盛り上げようと考え出した巨大パンダのレスラー「アンドレザ・ジャイアントパンダ」がSNSでバズり、全国区の人気者に。メンバーの多くは、元いじめられっ子、中年ニート、うつ病患者など、学生時代には学校祭に参加できなかった「非リア充」の人間たちばかり。マスクをかぶり、新しい自分を演じることで、ある者は自分の人生を取り戻し、ある者は自分の居場所を見つけていく。そして夢だった東京興行へ。人気の絶頂で創設者サムソン宮本が難病に侵されていることが発覚するが……。

2021年12月、テレビドキュメンタリーとして放送後、ギャラクシー賞奨励賞や日本民間放送連盟賞エンターテインメント部門優秀賞に輝くなど高い評価を得て話題を呼んだ。『無理しない ケガしない 明日も仕事！ 新根室プロレス物語』というタイトルで、劇場版として2024年1月2日（火）に東京・ポレポレ東中野、1月6日（土）に北海道・シアターキノほか全国順次公開が決定。ナレーションは北海道出身である安田がつとめる。

劇場版『無理しない ケガしない 明日も仕事！ 新根室プロレス物語』