映像メディアの価値を映す Screens

株式会社福岡放送（FBS）は、2023年10月27日付で放送局として初となる「福岡県SDGs登録制度」の登録事業者となったことを発表した。

「福岡県SDGs登録制度」は、SDGsに積極的に取り組む企業や団体を県が広く公表し、SDGsへの貢献を「見える化」することで、登録事業者の取り組みを支援する制度。

同社は、今後も地域に根差した放送局として社会的責任を果たすため、以下の方針を元にSDGs達成に向けて取り組んでいく方針だ。

■SDGs達成に向けた取り組み方針

企業理念である「平和で豊かな社会の実現に貢献することを使命とする」はSDGsの達成に通じるものです。
福岡放送は、「すべては視聴者とともに」を信条とし、放送局の特性を踏まえた取り組みを推進します。

■重点的な取り組み

・放送倫理を遵守し、公正・中立・正確で迅速な報道を行います。即時性を生かし防災情報など人命や地域を守る取り組みや、健全で良質な番組の提供など社会に貢献します。

・健康増進や労働環境の整備に一層取り組み、性別によらない子育て支援の推奨や、女性管理職の拡充を推進します。

・通常の放送はもとより、字幕放送やデータ放送などあらゆる生活者が理解しやすい情報の発信に務めます。放送局の技術を生かしたドローン教習施設での産業振興や地域振興の発展に寄与します。

・再生可能エネルギー由来の電力調達を今後も進めます。持続可能な社会を実現するため、未来を担う子どもたちの意識や教育にもつながる、環境配慮の取り組みを拡大します。