映像メディアの価値を映す Screens

アジア最大規模の短編映像コンテスト「DigiCon6」を開催するTBSの「DigiCon6」事務局が、活動25年目の節目となる2024年3月30日（土）と3月31日（日）に、知育・教育事業の一つとして若きクリエイターへ向けた「DigiCon6 特別セミナー」（仮）を開催する。大型スクリーンが設置されたTBS所有のイノベーションスペース「Tech Design X」で行われる。

世界で活躍するクリエイターを育ててきたアニメーションディレクターの伊藤有壱が特別講師として登場。創作活動の心得や独り立ちするための土台作りなど、クリエイターとして一歩前へ進むために必要な知識を学べる。さらに、ストップモーションアニメ作品『PUI PUI モルカー』で一大旋風を巻き起こした見里朝希をゲストスピーカーとして招き、作品を世に送り出すまでのプロセスや作品作りにおける自身のリアルな体験談など、クリエイターとして活動するためのヒントにつながる話を伺う。

セミナーの後半では、伊藤氏と見里氏のトークセッションも開催。見里氏は大学院時代「伊藤ゼミ」に所属しており、師弟によるトークセッションは必聴だ。さらに、参加者が持ち込んだ作品について直接ディスカッションをするなど、質疑応答の時間もたっぷりと設ける予定。

また、セミナー終了後には伊藤氏、見里氏と参加者の懇親会を開き、映像作家を目指す若いクリエイターにとって、またとない貴重な時間を提供する。

特別講師:伊藤有壱　プロフィール＆メッセージ

■伊藤有壱

アニメーションディレクター／東京藝術大学大学院教授
DigiCon6審査員
1962年生。I.TOON Ltd.代表。クレイを中心にあらゆる技法を使いこなし、キャラクターデザイン、アニメーションなど幅広い分野で活躍。代表作に放送29年目を迎える『ニャッキ！』（NHK Eテレ）、ミスタードーナツ「ポン・デ・ライオン」TVCM、横浜の港を舞台にしたオリジナル短編「HARBOR TALE」（ZLIN FILM FESTIVAL 最優秀アニメーション賞他受賞）、「ガーデンベア」（全国都市緑化よこはまフェア2017公式マスコット）デザイン、他多数。18th広島国際アニメーションフェスティバル国際審査委員長。ASIFA-JAPAN理事。日本アニメーション協会理事。東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻教授。

■メッセージ

ゲストスピーカー:見里朝希 プロフィール&メッセージ

■見里朝希

アニメーション監督／株式会社ウィットスタジオ
20th DigiCon6 ASIA Gold - Special Jury
19th DigiCon6 JAPAN Audience Choice
18th DigiCon6 JAPAN Silver受賞
東京都生まれ。2018年、東京藝術大学大学院アニメーション専攻修了。「あたしだけをみて」（2016）や「マイリトルゴート」（2018）はSHORT SHORTS FILM FESTIVALで優秀賞・東京都知事賞をはじめ、国内外の映画祭で多数の賞を受賞。若手クリエイター対象の国際賞「Young Guns」にも選出される。2021年発表の『PUI PUI モルカー』ではTVアニメシリーズ初監督を務める。現在、WIT STUDIOに所属し、ストップモーションスタジオを発足する。

■メッセージ

「DigiCon6特別セミナー」（仮）概要

■場所:Tech Design X
（〒107ー0052 東京都港区赤坂5丁目4ー7　THE HEXAGON  9F）
■日程:1回目3月30日（土）／2回目3月31日（日）
■実施時間:セミナー14:30～17:40頃、懇親会18:00〜20:00
■参加費:無料
※セミナー、懇親会の内容や時間は変更になる可能性があります。
■参加定員:各回30名程度　
■応募条件
・対象者:原則として「高校生、専門学校生、大学生」を対象としています。
・参加される方ご自身が、監督または作家を務めた作品を一つご提示ください。
　 作品は、15分以内の映像またはイラストなどであればどのようなジャンルでも構いません。※
・アーカイブ配信を予定しているため映像での取材が可能な方。
・懇親会まで参加可能な方。

■応募方法:DigiCon6公式サイト内の応募フォームに必要事項を記入し、ご応募ください。
■締め切り:2024年2月29日（木）正午
■セミナー参加者の選考について
・ご応募いただいた作品を選考の材料とさせていただき、2024年3月上旬を目安に個別連絡をもって選考結果の通知とさせていただきます。
・選考の内容についてはお知らせすることはできませんのであらかじめご了承ください。

■主催:TBSテレビ

DigiCon6公式サイト