トドオナダ、『M-1グランプリ2023』審査員のニュースを調査
編集部
株式会社トドオナダ(代表取締役社長:松本泰行)は、2023年12月24日に開催された『M-1グランプリ2023』の審査員に関するウェブニュースを調査した。その結果、各審査員は実際の採点よりもその言動が注目されてニュースとなっていることがわかった。
大会前はナイツ塙が記事数・PVでトップ、記事ツイート1位は山田邦子。大会中から後は松本人志が1位、山田邦子が2位。それぞれの発言が記事になった。採点傾向とニュースランキングは一致しなかった。審査員のニュースで注目されているのは、採点そのものよりもその言動だった。
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大会前のランキング(2023年12月18日〜12月24日18時29分)
※PV=仮想PV:Qlipperが取得したサイト構造を基に独自エンジンで記事のページビューを予測・算出した数字※記事ツイート:記事のURLを含むツイートの数
ナイツ塙が記事数・PVで1位。PVは2位に2.7倍、7位とは4.8倍の大差をつけた。自身のYouTubeチャンネルで行ったM-1を巡る後輩へのドッキリに批判が生じたことが要因だった。塙の記事は暗い論調が多かった。
山田邦子が記事ツイート1位だった。今回も審査員を務めることで誹謗中傷を受けていると明らかにしたというニュースに多くのツイート。とくにスポーツ紙の記事がツイートされる傾向。PV2位は海原ともこ。初のM-1審査員だが関西以外では馴染みの薄い方ということで、人物像を解説する記事が高PVとなった。
大会中から後のランキング(2023年12月24日18時30分〜12月26日)
松本人志が各数値1位となった。松本は審査時の講評や表情が多くの記事に使われる。出場者の振り返りコメントの記事も、多くが松本の感想に触れていた。山田邦子が各数値2位。さや香の最終決戦のネタに対するコメントが多くのニュース素材に。大会後の番組や自身のYouTubeチャンネルで、大会を振り返るコメントを積極的に発信した結果であった。最高PVは山田の「スポンサーボード隠し」の記事だった。山田邦子は賛否ありつつも、M-1のニュースを生み出し続ける稀有な存在といえる。記事数3位の塙は、ドッキリ炎上の余波と生放送のラジオ番組出演で記事が続いている。1位と7位の差は、記事数1.8倍、PV2.7倍、記事ツイート2.2倍だった。
審査員ごとの採点傾向とニュース数の比較
各審査員の採点で、分散と標準偏差の最大は山田邦子、2番目が富澤たけし、3番目が博多大吉だった。山田は採点が議論を呼んだというニュースが出がちで、実際に採点の幅が大きい。しかし次いで採点にばらつきのある富澤と大吉は、記事数・PV・記事ツイートで最下位と下から2番目だった(大会中・後)。「大会中から後のランキング」で述べたことと合わせると、各審査員は実際の採点よりもその言動が注目されてニュースとなっていることがわかる。
■調査概要
■調査期間:2023年12月18日〜2023年12月26日
(Qlipperの記事確認日時)
■調査対象:「M-1」および下記の人名を含むQlipperの収集記事。
海原ともこ、富澤たけし、中川家・礼二、博多大吉、塙宣之、松本人志、山田邦子(敬称略)
※仮想PV:国内4,000媒体以上のWEBメディアをモニタリングしているQlipperが、取得したサイト構造を基に独自エンジンで記事のページビューを予測・算出。(特許第7098122号)