フジテレビ、ドラマ『海のはじまり』が「MIPCOM Buyers’ Award for Japanese Drama」でグランプリ獲得
編集部
『海のはじまり』(英語タイトル『Where does the Sea Begin』)
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株式会社フジテレビジョン(以下、フジテレビ)の連続ドラマ『海のはじまり』(英語タイトル『Where does the Sea Begin』2024年7月期に放送)が、毎年フランス・カンヌで行われる世界最大級のコンテンツ見本市「MIPCOM」にて「MIPCOM Buyers’ Award for Japanese Drama」のグランプリを受賞した。
また、フジテレビとスカイバウンド社による日米共同制作ドラマ『HEART ATTACK』の世界配給がCineflix Rights社で行われることも「MIPCOM」で発表された。
■『海のはじまり』がMIPCOM Buyers’ Award for Japanese Dramaでグランプリ受賞
「MIPCOM Buyers’Award for Japanese Drama」は、MIPCOMの公式行事。今年は世界を代表するバイヤー16人が審査員となり、ノミネートされた日本のドラマ9作品を予め視聴審査した。「自分が買いたい」と思う作品に投票して、その投票数でグランプリを決定する。ホテルマジェスティックで開催された受賞セレモニーでは、審査員から「今年はどの作品も非常に独創性が高く、大変選考が難しかった」とのコメントがあった。
<『海のはじまり』プロデューサー 村瀬健のコメント>
このような栄えある賞に選んで頂き、まずは感謝を申し上げます。ある日、実は自分が父親だったということを知った主人公がそこからどのように生きていくかを描いた今作は、“親と子”という全世界共通の普遍的なテーマを題材に生きる意味を視聴者と一緒に考えたいと思い作り上げた作品です。僕自身、数多くの海外の映画やドラマに影響を受けて作品を作ってきましたので、海外の審査員の方々に評価を頂けたことを心から嬉しく思います。この賞をきっかけに、一人でも多くの方に見て頂けることを願っています。本当にありがとうございました。
■アメリカスカイバウンド社との共同制作ドラマ『HEART ATTACK』の世界配給がCineflix Rights社に決定
フジテレビ、スカイバウンド両者のIP活用プロジェクト第一弾として、スカイバウンド原作のグラフィックノベルシリーズ『HEART ATTACK』を共同制作している。この取り組みの目的は、スカイバウンドが持つグローバル向けコンテンツ制作ノウハウとフジテレビの制作力を生かし、世界中で多くの視聴者に観てもらえるドラマを作ること。作品の世界配給は、Cineflix Rights社が行うとMIPCOMにて発表した。
■Cineflixグループ
25年以上にわたって独立を保ってきたCineflix社は、クリエイティブこそが核心であり、双方に利益のある商業的アプローチこそが素晴らしいコンテンツを世界にもたらすという信念を持つ。Cineflixは、モントリオール、トロント、ニューヨーク、ロンドン、ダブリンに拠点を置き、世界中の放送局、ストリーマー、FASTプラットフォーム向けに必見のテレビ番組を制作、プロデュース、配信している。
国際的に有数のメディア企業であるCineflixグループには、Cineflix Productions、Cineflix Rights、Cineflix Studiosのほか、合弁会社のBuccaneer、C3 Media、Husk Media、Shiny Screens Entertainmentが含まれる。また、米国、英国、カナダのプロデューサーの拠点とファーストルック契約や共同制作を通じて戦略的パートナーシップを共有している。
▼公式HP
https://cineflix.com/
■Cineflix Rights社
Cineflix Rightsは、記憶に残る脚本付きシリーズ、人気映画、ファンに人気のドキュメンタリー作品、そして世界で最もクリエイティブなプロデューサーによる長年のブランドを揃えた、英国最大の独立系コンテンツ配信会社。